
Spotifyなど音楽アプリの通信量はどれくらい?データ節約方法を解説
2020/10/16 IT小ネタ帳編集室最近ではスマホで音楽を聴く人が多くなってきており、音楽アプリの人気も高まっています。手軽にさまざまな音楽が楽しめる一方で、通信量が気になる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、限られたスマホのデータ通信量で音楽アプリを楽しむために、アプリ利用時に発生する通信量を把握し、データ消費を節約しながら快適に使う方法について解説します。
音楽アプリの再生方法について
最初に、音楽アプリの基本的な再生方法と、それぞれのメリットとデメリットについて解説していきます。
ストリーミング再生
ストリーミング再生とは、スマートフォンでインターネットに接続した状態で音楽を再生する方法です。
・ストリーミング再生のメリット
インターネットにつながっていればすぐに音楽を再生して楽しむことができ、スマートフォン端末のストレージ容量を消費しません。
・ストリーミング再生のデメリット
ストリーミング再生はインターネットがなければ利用できず、移動中など通信状態が不安定な場合は音声が途切れることがあります。
また、モバイル回線で再生する場合、データ通信量を大幅に消費してしまうため、再生し続けているとキャリアと契約しているデータ通信量の上限を超えてしまい、速度制限がかかってしまうこともあります。
ダウンロード再生
ダウンロード再生とは、インターネットを通じてデータを自分のスマートフォンに保存し、スマートフォン端末内部のストレージに保存した音声データを再生して視聴する方法です。
・ダウンロード再生のメリット
一度データをダウンロードしてしまえば、インターネットに接続していないオフラインの状態でも音楽を聴くことができ、データ通信量を気にする必要がありません。
・ダウンロード再生のデメリット
データをダウンロードするため、スマートフォン端末の内部ストレージの空き容量を消費します。また、データダウンロード時にはインターネット通信が必要となり、ダウンロードが全て完了するまでにある程度の時間がかかります。
音楽アプリで消費する通信量ってどれぐらい?
続いて、代表的な音楽アプリ利用時における、データ通信量について見ていきます。
LINE MUSIC(ミュージック)
コミュニケーションアプリのLINEが運営する音楽アプリ「LINE MUSIC(ミュージック)」。
ストリーミング配信の他にダウンロードによるオフライン再生にも対応していますが、こちらは有料プランのみとなっています。
LINE MUSICでは以下の音質設定ができます。
詳細はLINE公式サイトでご確認ください。
Spotify(スポティファイ)
「Spotify」はスウェーデン発の音楽アプリで、2億人以上もの利用者がおり世界的に人気があります。
再生方法にはストリーミング配信の他にオフライン再生にも対応していますが、ダウンロードできるのは有料プランのみです。
ストリーミング再生とダウンロード再生で、別々に音質を設定できます。
※「1時間再生時のデータ通信量」はLINE MOBILEより引用
Spotifyの無料プランでは、曲の間に広告も流れるためその分のデータ通信量にも注意しなければなりません。
詳細はSpotify公式サイトにてご確認ください。
AWA(アワ)
「AWA」は、サイバーエージェントとエイベックス・デジタルによって設立された音楽配信アプリで、世界最大規模の楽曲数をそろえています。
ストリーミング再生とダウンロード再生の両方に対応していますが、オフラインで再生できるのは有料プランのみとなっています。
ストリーミング再生時、ダウンロード再生時の音質設定は以下から選択できます。
※「1時間再生時のデータ通信量」はLINE MOBILEより引用
詳細はAWA公式サイトでご確認ください。
通信量を気にせず音楽アプリを楽しむ方法
上記のように音楽アプリを利用する場合、ある程度の通信量を消費してしまうため、データ容量が限られたスマホでは、予め把握しておく必要があります。
次に、通信量を節約して音楽アプリを楽しむ方法を解説していきます。
音質を下げて使用する
音楽アプリ各社の消費データ通信量を見てみると、音質が上がるごとに消費量も増えているため、音質を下げることで直接的にデータ消費量を節約することができます。
音楽の楽しみ方としては半減してしまうかもしれませんが、月末の通信制限がかかりそうな場合は試してみてください。
あらかじめWi-Fi環境でダウンロードしておく
各音楽アプリには、ダウンロードによるオフライン再生が可能となる機能が備わっているため、あらかじめWi-Fi環境下で好きな音楽をダウンロードしておき、外出先ではオフライン環境で再生することにより、スマホの通信量に影響を与えることなく音楽が楽しむことができます。
ダウンロード機能は有料プラン内で提供されていることが多いですが、スマホの通信量プランを増やして通信費を上げることと比較して検討してみてください。
何度も聴くようなお気に入りの曲は、回線速度が安定している光回線を利用し、自宅であらかじめダウンロードしてから外で音楽を楽しむことをおすすめします。
自宅ではWi-Fiに接続して使用する
光回線など通信制限のないネット回線にWi-Fiでスマホを接続することにより、音楽アプリをストリーミング再生で楽しむことができます。
データ通信量が限られているスマホに対して光回線であれば通信制限がないため、自宅では通信量を気にすることなく音楽を楽しむことが可能です。
無線ルーターでWi-Fiも使える光回線「@nifty光」がおすすめ
音楽配信アプリを頻繁に利用している方には「光回線」がおすすめです。
通信も安定しており、通信量制限もなく、無線ルーターを使えばスマホとWi-Fiで接続してストリーミング再生やダウンロードも思いのままに楽しめます。
中でも「@nifty光」に注目してみてください。
通信量が地域や時間帯に影響されることが少ない「IPv6」接続に対応しているため、ストリーミングやダウンロードで音楽を楽しむ時も安心です。
IPv6とは|接続確認から申込まで初心者にもわかりやすく解説
また、キャッシュバック特典や、初期工事費が実質無料となる割引サービス、auスマホ代が割り引きになるauスマートバリュー対応などコスト面での特典が盛り込まれています。
その他にも、スマホとのWi-Fi接続に必須となる無線ルーター(IPv6対応)が最大25カ月無料でレンタルできる上に、セキュリティサービスも最大12カ月無料で使えるので安心してインターネットを利用できます。
ぜひこの機会に@nifty光を検討してみてはいかがでしょうか。
※2020年10月時点の情報です。
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