詐欺アプリに注意!iPhone定額課金アプリの解除・解約方法

2021/06/23

無料と謳っているアプリをダウンロードしたはずなのに、突然Appleから請求が届いたことはありませんか?Appleの厳しい審査を潜り抜け、自動課金や高額請求される詐欺アプリの被害が増加しています。

本記事ではAppleから見覚えのない請求が届いた方に向けて、詐欺アプリの解約方法についてご紹介します。また詐欺被害から身を守るための対策方法についてもご紹介しますので、ぜひお試しください。

セキュリティ対策に不安がある方はこちら

詐欺アプリとは?

詐欺アプリとはユーザーが知らぬ間に自動課金を行う悪質なアプリです。ここでは詐欺アプリの概要について詳しく解説していきます。

無料と謳っていたのに請求が届く

詐欺アプリは基本インストール無料でアプリ内課金となっているもので多く存在します。また「◯日間プレミアムコース無料」など有料コースを無料でトライアルさせ、アプリ内での解除・解約ができないようになっている悪質なものもあります。

実用系・ゲーム系アプリで詐欺行為が行われやすく、気づかぬ内に高額請求されてしまい、解約しようとしてもアプリ内に解約項目がなく、問い合わせにも応えてもらえず無料トライアル期間が過ぎて課金されてしまうケースも少なくありません。

また課金されるペース・金額も詐欺アプリによって異なり、中には週単位で自動課金されてしまう悪質な被害も確認されています。

 

詐欺アプリの見分け方

審査が厳しいことで有名なAppleですが、詐欺アプリがApp Storeのランキング上位にあるケースもあります。

次の3つポイントが当てはまる場合は詐欺アプリである可能性が高いため、ダウンロードは慎重に行いましょう。

・無料トライアル期間が3日など極端に短い
・換金率が高すぎるポイントアプリ
・アプリ紹介に具体的なことがかかれていない


またダウンロードしてすぐに課金を勧めてくる、日本円以外の表記で支払い画面に誘導してくるアプリも疑わしいです。詐欺アプリを見極めるためには評価やレビューをしっかりと確認し、インターネットでも評判を確認してみてください。

詐欺アプリで課金されていた場合の解約方法とは?

詐欺アプリと知らずに突然自動課金されてしまうと、アプリ内で解約・解除ができず焦ってしまうかもしれません。しかしiPhoneにはアプリ内でなくても、課金を止める方法があります。

ここでは詐欺アプリの解約方法、課金されてしまった場合の解約方法についてご紹介します。


詐欺アプリは解約できる!

ほとんどの場合、解約・解除はアプリ内でできるようになっていますが、詐欺アプリのように解約できないアプリも一部も存在します。アプリ内で解約できなくても、iPhoneであれば以下の「サブスクリプション」の編集から解約・解除が可能です。

1.「設定」もしくは「App Store」からアカウントを表示させる
2.「サブスクリプション」をタップ
3.利用中のサブスクリプション一覧が表示されたら、詐欺解約したいアプリをタップ
4.定期購読に青いチェックが入っていたら、下部にある「サブスクリプションをキャンセル」をタップ
5.確認画面で「確認」をタップすれば解約完了

詐欺アプリの解約が完了すると、サブスクリプション一覧でも「◯年◯月◯日に終了予定」と解約を確認できます。

 

詐欺アプリで課金された場合は返金できる?

詐欺アプリで自動課金されてしまっても、Appleに認められれば返金される可能性があります。無料トライアル期間に解約できなかった、詐欺アプリだと気づくのが遅れた場合、90日以内であれば返金申請が可能です。

しかし90日を過ぎてしまった場合や定期購読をするつもりだった場合は返金が認められません。また場合によっては返金が認められないケースもあるため、必ずしも返金されるわけではないので注意しましょう。

 

簡単にできる詐欺アプリ対策とは

ここからは詐欺アプリなどの被害に遭わないよう、簡単にできる対策方法について4つご紹介します。誰でも取り組める対策方法をピックアップしたので、ぜひお試しください。

ダウンロード前にレビューを確認する

詐欺アプリの被害に遭わないために、アプリの評価とレビュー確認がおすすめです。レビューには実際に詐欺被害に遭ってしまった方から、コメントが投稿されているケースがあります。

しかし、詐欺アプリにはレビューにもサクラによる工作行為が行われている場合もあります。すべてのレビューを確認するにはコメントの全表示をタップし、コメントの順番を並び替えてみてください。「参考になった」もしくは「低評価」順で確認するのがおすすめです。

課金できないよう制限をつけておく

iPhoneにはアプリ内の課金を制限する「スクリーンタイム」機能が搭載されています。アプリなど何をどれだけ利用したか計測する機能で、アプリの使用時間制限や通話制限など細かく使用制限をかけられます。

 

スクリーンタイムを利用した制限方法

スクリーンタイムを利用した課金制限は次の手順を参考に設定してください。

1.「設定」を開き、「スクリーンタイム」をタップ
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2.「スクリーンタイムをオンにする」をタップすると、機能説明が表示されるので確認して続けるをタップ
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3.設定内容が自分用と子供用で異なるため、どちらかを選択してタップ


4.「コンテンツとプライバシーの制限」をタップして、「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップ

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5.「App内課金」をタップし、許可しないにするとすべてのアプリで課金ができなくなります。
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すべてのアプリで課金制限をしたくない場合は、App内課金の設定は「許可する」のままで問題ありません。下部にある「パスワードを要求」を常に必要しておけば、課金の度にパスワード入力が必要なので自動課金はされなくなります。

 

iOSは常に最新バージョンに更新しておく

詐欺アプリの中にはiPhoneの脆弱性を狙い、ウイルスサイトにアクセスさせて個人情報を抜き取ろうとしてくる悪質なものもあります。詐欺アプリの課金被害だけでなくサイバー攻撃から身を守るために、iOSは常に最新のものにアップデートしておく必要があります。

OSアップデートの必要性や注意点については、次の記事を参考にしてください。

スマホのOSアップデートは毎回必要?しないとどうなる?

セキュリティソフトを使用する

セキュリティソフトの中にはウイルス検知・駆除の他にも、セキュリティを高める機能が搭載されている場合があります。iOSのアップデート同様に、セキュリティソフトの利用は、詐欺被害から身を守る対策としておすすめです。

例えばニフティが提供する常時安全セキュリティ24には、不審なURLへのアクセスをブロックしてくれる機能が搭載されています。詐欺アプリの中にはサイトに誘導して、アクセスしただけで登録料など金品を要求してくるワンクリック詐欺も存在します。

常時安全セキュリティ24を使用していれば、不審なサイトに誘導されても警告画面と共にアクセスをブロックしてくれるので安心です。

 

まとめ

今回は詐欺アプリをダウンロードしてしまった際の解約方法、詐欺被害の対策方法についてご紹介しました。

詐欺対策の中でも気軽にセキュリティを向上させられる、セキュリティソフトの使用がおすすめです。今回ご紹介した常時安全セキュリティ24には、アクセスブロック機能以外に、使いすぎ防止機能なども搭載されています。インストールするだけで、スマホやPCを守ってくれるので安心してインターネットが楽しめるでしょう。

ぜひこちらの記事も参考に、セキュリティソフトの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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※2021年6月時点の情報です。
※iOSはウイルススキャンに対応していません。

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