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Chromebook(クロームブック)でOffice(オフィス)を使う方法と注意点

2022/09/06

教育現場でのシェアが拡大しているChromebook。

ChromebookでMicrosoft Officeが使えるか気になっている人は多いと思います。

先に結論を言うと、ChromebookでMicrosoft Officeを使うことは可能です。

Microsoft Officeを使う方法は何通りかあり、それぞれメリットとデメリットがあります。方法によっては利用料金が発生したり、機能が制限されたりするので注意が必要です。

そこで、本記事ではChromebookでMicrosoft Officeを使う方法について解説します。

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Chromebookとは

ChromebookはWindowsやMacのどちらでもない新たな種類のノートパソコンです。

ChromebookはGoogleが開発した「Android OS」で動作します。

ウェブ検索や動画視聴、書類や画像編集といった大半の作業はWebブラウザの「Google Chrome」上で行えます。

またGoogle Play Storeからアプリをインストールでき、専門ソフトでの作業も可能です。スマホで使っていたアプリも一部インストールできるので、使いやすいデバイスといえるでしょう。

Chromebook(クロームブック)とは?できることやデメリットを解説

ChromebookでOfficeを使う方法

ChromebookでOfficeを使う方法は、以下の2通りあります。

・Webアプリ版を使う
・互換アプリを使う

Google Play Storeから純正アプリやWeb版を利用するのが基本ですが、状況によっては互換ソフトを使うのもおすすめです。

 

Webアプリ版を使う

Microsoft OfficeのWebアプリ版は、Webブラウザでの利用を可能にしたものです。Webアプリ版はMicrosoftアカウントがあれば無料で利用できます。

不足している機能は多いですが、簡単な資料作成ができれば問題ないのであればWebアプリ版がおすすめです。

 

Microsoftアカウントを作成する

Webアプリ版のOfficeを使うには、Microsoftアカウントでサインインする必要があるため、アカウントを持っていない人は作成が必要です。

Microsoftアカウントは、Webブラウザを使って以下の手順で作成できます。

1.Microsoftアカウントのサインインページへ移動
2.「アカウントを作成」を選択
3.アカウントの作成ページで自分のメールアドレスを入力
4.パスワードを入力
5.メールの確認
6.送られたコードを入力

「3」で「新しいメールアドレスを取得」を選択すると、Microsoftから新しいメールアドレスを発行してもらった上でアカウントが作成できます。

 

Office.comにログインしてアプリにアクセス

Microsoftアカウントを持っている、または作成したらOffice.comへアクセスして以下の手順でログインします。

1.「サインイン」を選択
2.Microsoftアカウントのメールアドレス、もしくは電話番号を入力
3.「次へ」を選択
4.Microsoftアカウントのパスワードを入力
5.「サインイン」を選択

 

サインインできたら、メニュー画面の左側で利用したいOfficeアプリを選択してください。

以上でOfficeアプリでの作業を開始できます。

 

Googleの互換アプリを使う

ChromebookではMicrosoft Officeと互換性があるアプリを使う方法もあります。

互換アプリはいろいろありますが、Chromebookで利用するならGoogleが提供する以下の3つがおすすめです。

・Googleドキュメント=Word
・Googleスプレッドシート=エクセル
・Googleスライド=PowerPoint

これらのアプリは無料で利用できるので、お金をかけずにOfficeを使いたい人に向いています。

 

またGoogleの互換アプリはブラウザで利用できるため、わざわざインストールする必要がありません。ファイルはGoogle Drive上で管理して本体のストレージを消費しないのも嬉しいポイントです。

互換アプリで作成したファイルの拡張子は、Microsoft Officeで作成した場合と異なりますが、作成したファイルをMicrosoft Officeアプリ用の拡張子へ変換することもできます。

 

手順1.Googleアカウントを作成する

Googleの互換アプリを使うには、Googleアカウントが必要です。

Googleアカウントを持っていない人は、以下の手順で作成してください。

1.Googleアカウントのログインページにアクセス
2.「アカウントを作成」を選択
3.自分の名前を入力
4.「ユーザー名」に利用する自分のユーザー名を入力
5.ログインする際に入力するパスワードを作成
6.電話番号、生年月日、性別を入力
7.規約確認

 

手順2.Googleのページから起動したいアプリを選択

Googleアカウントが作成できたら、まずGoogleのページにアクセスして以下の手順でログインします。

1.画面右上の「ログイン」を選択
2.Googleアカウントのメールアドレスを入力
3.「次へ」を選択
4.Googleアカウントのパスワードを入力
5.「次へ」を選択

 

Googleアカウントにログインできたら、以下の手順で使用したいアプリを選択してください。

1.画面右上の9点アイコンを選択
2.使用したいアプリのアイコンを選択

以上でGoogle製互換アプリを使った作業を開始できます。

 

ファイルの拡張子をOffice用に変更する方法

Googleの互換アプリで作成するファイルの拡張子はMicrosoft Officeとは異なります。

しかし、ファイルを開いた状態で以下の手順で変換が可能です。

1.「ファイル」のタブを選択
2.「ダウンロード」を選択
3.変換したい拡張子を選択

この方法を行うことで、Googleの互換アプリで作成したファイルの拡張子をOffice用に変換してダウンロードする事ができます。

作成したファイルを純正のOfficeを利用している人に送信したい場合、この方法を使うといいでしょう。

 

ChromebookでOfficeを使う際の注意点

ChromebookでMicrosoft Officeを使う方法は、Windowsや Macで利用する場合と条件が異なります。

そのため、以下の注意点があり、事前に把握が必要です。

・WindowsやMac用とは機能性が異なる
・Androidアプリ版はサポートが終了している

具体的に注意点を解説します。

 

WindowsやMac用とは機能性が異なる

Chromebookで利用できるMicrosoft Officeのアプリは、WindowsやMac用とは機能が異なります。

そのため、以下のデメリットについて注意が必要です。

・一部の機能が使えない
・受け取ったファイルを開くときに不具合が起こる

 

一部の機能が使えない

Androidアプリ版では文字に加えられる細かな効果が利用できなかったり、高度な機能面が不足しています。

Web版では本体へのファイル保存ができず、OneDriveにしか保存できません。

また以下の機能が利用できないため、注意が必要です。

ソフト

利用できない機能

Word

・目次やページ番号、行番号の作成

・IRMによって暗号化されているファイルの編集

Excel

図の編集

PowerPoint

オーディオやグラフの追加

 

Androidアプリ版はサポートが終了している

Microsoft OfficeはAndroid版アプリが存在しておりAndroidアプリ版はGoogle Playからダウンロードできましたが、現在はサポートが終了しています。

そのため、Chromebookの機種によってはAndroid版アプリをダウンロード後に起動しても、強制的にOffice.comへ誘導されます。

 

受け取ったファイルを開く不具合が起きる

他の人から受け取ったOfficeファイルをAndroidやWebアプリ版、互換アプリで開く場合、以下の不具合が起こる恐れがあります。

・テキストがもともとの書式とは異なる形式で表示される
・文字のズレが発生する
・デザインが変化する

これらの問題が起こると、再度調整が必要になります。

デスクトップ版との互換性は改善傾向にありますが、そもそも仕様が異なるので多少の不具合は発生するものと考えた方が良さそうです。

 

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