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Suicaなど交通系ICカードは何に入れる?財布やスマホケースに挟んでも大丈夫?

2023/05/01

Suicaなどの交通系ICカードはどこに収納していますか?

昔ながらのパスケース、財布、スマホケース、カードホルダー、ネックストラップ付きの名札ホルダー……選択肢は意外に多いですが、何に入れるのが最適なのでしょうか。

本記事では、ICカード入れとして適さないものがあるのか、自動改札機での使用に特化した収納法を検証していきます。

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Suicaなど交通系ICカードを財布に入れる場合の注意点

結論から言うと、ICカードを財布に入れて使っても問題はありません。

Suicaなどの交通系ICカードは、非接触型カードと呼ばれるだけあって、領収書やお札でパンパンに膨らんだ財布に入れたとしても、自動改札を通ることが可能です。

実際に試したところ、お札を30枚以上、クレジットカードやショップなどのカードを30枚以上入れた革製の二つ折り財布の中にICカードを入れて、リーダーから1~2㎝程度離れた状態でかざしても反応しました。



特に、SuicaやPasmo、ICOCAなどに代表される、ソニーの非接触ICカード技術方式「FeliCa」採用のICカードは、自動改札機などのリーダーが発する電磁波によって無線通信を行うため、多少距離が離れていても高速読み取りが可能です。

ただ、紙幣や領収書などの紙、カードに使われるプラスチックなどの非金属は問題ないですが、硬貨がたくさん入った財布ではエラーが出る場合がありました。

さらに相性が悪いのは非接触ICカード同士の組み合わせで、カード同士が干渉し合い、自動改札機を通過できない可能性もあります。

2枚以上のICカードを使い分けたい場合は、別々に収納することをおすすめします。

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Suicaなどの交通系ICカードをスマホケースに入れる場合の注意点

手帳型のスマホケースにICカードを入れている人も多く、ケースやスマホがなどが発する電磁波や磁気がICカードの読み取りに影響しないか気になるところですが、実際は問題なく自動改札を通過できます。

スマホケースに収納して問題があるとすれば、非接触ICカードよりも背面に黒い帯がついた磁気カードです。

スマホケースの中には、留め具に磁石を採用しているものや、スマホ本体もバイブやスピーカー使用時に弱い磁力を発するため、磁気カードに影響を及ぼす可能性があります。

非接触ICカードは、磁気によるエラーや破損の心配はないですが、電磁波による干渉リスクは考えられます。

すぐに影響がでるわけではないですが、読み取りエラーが出るようになったとの報告もあるので、可能であれば電磁波対策として、非接触ICカード用の保護シートをスマホとカードの間に挟んでおくことをおすすめします。

 

今回は自動改札の通過に特化しましたが、会社の入館証(社員証)や、Edy、nanacoに代表される電子マネーカードなど、複数の非接触ICカードを持ち歩いている人は多いと思います。

自動改札ではリーダー側が交通系ICカードを探して通信するので、社員証やEdyカードなどの電子マネーカードと混在していても問題なく通過できますが、会社やコンビニなどのリーダーでは読み取りがうまくいかないケースもあるので、気になる方は、ICカードセパレーターなどのグッズを導入してみることをおすすめします。

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