【iPhone】意外と知らない?純正イヤホンでできる7つの操作

2017/12/07

MacOS登場以前から遊び心ある隠しコマンドでファンをうならせてきたAppleですが、iPhoneやiPadなどのiOS搭載機器も例に漏れず、非公開コマンドや隠し機能がいくつも用意されていわれています。

気になる人は自己責任でチャレンジするしかないのだが、リスクなしで安心して試せるのが、純正イヤホン「Apple EarPods with Remote and Mic」の隠し機能。iPhone5以降を買うと同梱物としてついてくる、リモートコントロール&マイク内蔵のアレ。

「隠し機能」といわれているくらいなので、iPhoneの説明書には載っていません。イヤホン本体を見ても、「+」「-」「L」「R」の4文字とマイクのマークがあるだけなので、ハンズフリーで通話を行うためのマイク付きイヤホンだと思っている人もいるのもうなずけます。なかには、「+」「-」がついているコントローラーの真ん中を押すことができると知らずに、iPhone本体で着信操作をしている人もいるという……なんてもったいない!!

といわけで、iPhone純正イヤホンの便利な隠し機能をご紹介!

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ミュージックやビデオアプリとあわせて使う便利機能

音楽や動画の再生アプリを起動後、再生したいアルバムや動画を選ぶと、「+」「-」がついているコントローラー部分で以下の操作が可能になります。

1:曲や動画の再生/一時停止
再生中に中央のボタンを1回押す:一時停止
一時停止中に中央のボタンを1回押す:再生

2:ボリューム調整
「+」を押す:音量アップ
「-」を押す:音量ダウン

3:前後の曲にスキップ(純正アプリ「ビデオ」には非対応)
中央のボタンを2回押す:次の曲へスキップ
中央のボタンを3回押す:前の曲へスキップ(※)
※曲を再生中に3回押すと、曲の頭に戻る。

4:曲や動画の早送り/巻き戻し
中央のボタンを2回押す(2回目を長押し):早送り
中央のボタンを3回押す(3回目を長押し):巻き戻し

iPhone本体の操作は不要!電話着信時のハンズフリー機能

着信があった際は、コントローラーの操作で通話開始できる。音楽や動画の再生中でもこちらが優先となります。

5:通話の開始/終了/着信拒否
着信時に中央のボタンを1回押す:通話開始(本体の「応答」ボタンと同じ操作)
通話中に中央のボタンを1回押す:通話終了
着信中に中央のボタンを2秒押す:着信拒否

ほかにも通話中に中央のボタンを2秒間押し続ければ使える「保留機能」が存在しますが、これがなかなか難しので、気心の知れた人と練習した上で使ってみてください。

写真撮影時はリモコンの「+」「-」がシャッター代わりに!

「カメラ」アプリを起動中に純正イヤホンのリモコンでシャッターを切ることができます。

6:「+」「-」どちらかを押す:写真撮影

この機能はいってみればカメラのレリーズのような使い方ができるので、iPhone本体を持って撮影するより、ボタンと本体が離れている状態なのでカメラの揺れを防ぎやすくなります。つまり、「手ぶれの発生を抑えられる効果」も期待できます。

さらに三脚を組み合わせての使用なら、手ぶれ防止効果がさらに高まるだけでなく、いかにも他人に撮ってもらったかのような自撮りも可能に。自撮り棒よりも安定感があるので、旅先などで撮るときにはおすすめ。

中央ボタンを長押しをするとSiriが登場!

音楽や動画の再生中でも、ゲームで遊んでいるときでも、ロック中でも、以下の操作でSiriを呼び出すことができます。

7:中央ボタンを長押し:Siri起動

操作に慣れるまでは、動画の早送り時にSiriが起動してしまったり、通話音量を上げるつもりが電話を切ってしまった、なーんて失敗もあるかもしれない。が、慣ればとても便利なので、iPhoneユーザーはぜひ試してみてほしい。
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※記事内容は2016年2月現在の情報を基に作成。(2017年12月確認)

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