
【iPhone】使わなくなったiPhoneを子どもに譲るには?下準備から子ども向けの設定まで
2018/01/12子どもの間でも大人気のiPhone。持たせてあげたいけれど値段が高くて……とお悩みの方に向けて、ここでは使わなくなったiPhoneを子どもへ譲るために再設定する方法をご紹介します。
型落ちでもiPhoneはiPhone!
「スマホを持つならだんぜんiPhone!」「iPhoneじゃないと恥ずかしい!」と訴える子どもも、iPhoneは高価だということはよくわかっています。子どもたちの中には、iPhoneであれば問題なく、最新機種である必要はないという子も多いといいます。
子どもたちにとっては、型落ちモデルであってもiPhoneを持つことがステータスであり、iPhoneと過ごす未来に期待をはせているのかもしれません。
そこで、使わなくなった旧機種の出番です。
役目を終えたiPhoneがSIMフリー版であったり、格安SIMへ移行できるモデルであれば万々歳! さっそく新しいSIMを手に入れて、子どもに譲ってあげましょう。
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iPhoneを子どもに譲る下準備
ドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯電話キャリアで購入したiPhoneの中には、SIMロックが解除できなかったり、お目当ての格安SIM提供事業者(MVNO)のサービスでは利用できない場合があります。
念のためキャリアやMVNOのサイトなどで確認し、SIMの差し替えができない場合は、Wi-Fi専用機として使う手もありますので、あきらめる必要はありません。
たとえWi-Fi専用でも、iPhoneはiPhone! 通常の電話機能は使えませんが、子どもたちならLINE通話を上手に使いこなすことでしょう。あとは格安の携帯端末と2台持ちさせておけば、緊急時の連絡に困ることもありません。
移行可能な端末の場合は、格安SIMの契約をすませSIMカードを挿入したら、いよいよ本体の設定に入ります。Wi-Fi専用機として使用する場合は、「アクティベーション用のSIMカード」を購入・装填しておきましょう。
子ども向けにiPhoneの設定をしよう
まず行うべきは、「iPhoneの初期化」です。
(1)「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」でiOSを最新のものに更新
(2)「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」でiPhoneを初期化
iPhoneがまっさらになったらWi-Fiを設定し、システムの誘導にしたがって設定を進めていきます。途中「Apple ID」の入力が必要になりますが、AppleはIDの共有を推奨していませんので、必要に応じて新しいIDを作成します。ここは親の名義で作っておくのが賢明でしょう。
ホーム画面が表示されたら、いよいよ「機能制限(ペアレンタルコントロール)の設定」です。
・「設定」→「一般」→「機能制限」の順に進み、「機能制限を設定」をタップ
ここで設定するパスコードは親だけが管理するものなので、子どもに教える必要はありません。
子どものスマホライフを左右する部分なので慎重に行い、制限をかけるべきアプリやコンテンツを細かく設定していきましょう。
使える機能や閲覧できるコンテンツを制限することはもちろん重要ですが、もっとも大切なのは、iPhoneを使う上でのルールづくり。何事も最初が肝心なので、しっかり約束を交わしてからiPhoneを渡すようにしてください。
※記事内容は2017年12月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。
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