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LINEの「OpenChat(オープンチャット)」とは?使い方を解説

2020/05/19

LINEの「OpenChat(オープンチャット)」は、個人情報を守りながら不特定多数の人たちとの交流が楽しめる、グループトークとは一味違ったおしゃべりツールです。

ここではLINEをすでに始めている人に向けて、活用法を紹介していきます。

◆「OpenChat(オープンチャット)」とは

LINEアプリの「ホーム」画面からアクセスできるオープンチャットは、LINEのグループトーク機能を拡張した機能。

友だち追加している相手ではなく、不特定多数の人との交流が楽しめるチャットシステムです。

他愛ないおしゃべりはもちろんですが、関心事や問題を共有する人と語り合いたい、趣味の話題で盛り上がりたい、同世代の人としゃべりたい、特定の分野に精通した人に質問したい・助言をもらいたい、友だちに話せない悩みをぶちまけたい……など、気分や目的に合ったトークルームを探して参加できます。

 

◆「OpenChat(オープンチャット)」7つの特長

オープンチャットの特長を見ていきましょう。


(1)LINE IDを持っている人なら誰でも参加可能
LINEのIDを持っていれば登録や設定なしに参加が可能。必要なのは、参加するトークルームで使うニックネームを入力する作業だけ。ニックネームは任意に決めることができます。

 

(2)トークルームごとにプロフィールを設定できる
ニックネームやアイコンなどを参加する各トークルームで個別に設定が可能。友だちから見えるLINEアカウント自体のプロフィールは表示されないので、安心して不特定多数の人とのコミュニケーションを楽しめます。

 

(3)誰でもトークルームを作成できる
利用規約とポリシーを読んで同意するだけで、誰でも簡単にオープンチャットのトークルームを作成が可能です。トークルームは公開/非公開を設定できます。

 

(4)最大5,000人と話せる
ひとつのトークルームに参加可能な人数は最大5,000人。たくさんの人とコミュニケーションが楽しめます。

 

(5)画像や動画も投稿可能
1対1トークやグループトークと同じ要領で、画像や動画も投稿できます。

 

(6)URLやQRコードによる招待が可能
トークルームのURLやQRコードを使って、LINEの友だちやSNSの知り合い、ブログの読者などを招待可能です。

 

(7)参加してもLINEの友だちにはバレない
トークルームを作ったり、既存のトークルームに参加したりしても、LINEの友だちに知られることはありません。もちろん、ニックネームがバレる心配もありません。

 

◆使い方その1:既存のトークルームに参加する

オープンチャットには、さまざまなトークルームが存在します。


「ホーム」→「オープンチャット」アイコンをタップ でアクセス
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「ピックアップ」のリストや「カテゴリー」「人気キーワード」、検索などで公開されているトークルームを探せます。
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参加したいオープンチャットを見つけたら、以下の手順で参加します。


(1)トークルームの名前→「参加」ボタンの順にタップ
(2)トークルームで使用するニックネームを入力して右上の「参加」をタップ。必要に応じて画像を設定


なお、初めてオープンチャットを利用する際、(1)後に利用規約への同意を求められます。

 

また、友だちや知人から招待を受けた場合は、


(1)URLをタップまたはQRコードを読み込んで「参加」をタップ
(2)トークルームで使用するニックネームを入力し、右上の「参加」をタップ


で入室します。

 

トークルームに入ったら、直前のやりとりをさかのぼってチェックできるので、目を通しておきましょう。インターネットのコミュニケーションに慣れている人は、「はじめまして」や「よろしくお願いします」と投稿してから、会話に参加してみてください。

もちろん、会話を眺めるだけの「ROM(Read Only Member)」もOKですが、人数が少ないトークルームではほかの参加者に不安を与えてしまう可能性もあるので、臨機応変に対応してください。

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◆使い方その2:「オープンチャットを作成」する

トークルームを自分で作成するには、


(1)LINEアプリで「ホーム」→「オープンチャット」→「オープンチャットを作成」の順にタップ
(2)オープンチャット名や説明文を入力し、カテゴリーを選択。他ユーザーがメイン画面から検索できるかどうかの設定を終えたら「次へ」をタップ
(3)プロフィール画面でニックネームを設定。必要に応じて、アイコンとなる画像を選び、右上の「完了」をタップ
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これで新しいトークルームの作成が完了です。あとは右上の3本線アイコンから友だちを招待したり、右上の3本線→右上の歯車マークの順にタップした画面で「メンバー管理」や「権限」、「背景デザイン」、「定員数」などを設定してみてください。

 

トークルームを非公開にする場合は、

・「オープンチャットを作成」画面で「検索を許可」をオフ

または、

・3本線→歯車マークから「オープンチャットの検索を許可」をオフ

にします。

 

さらに「公開設定」から「全体公開」のチェックを外します。方法は2通り。参加時に参加コードの入力を求める場合は「参加コードの入力」からコードの指定を、質問に対する答えを確認してから参加を承認する場合は「参加の承認」から質問文を入力することで、公開範囲を限定できます。

 

◆「OpenChat(オープンチャット)」を仲間うちやビジネスで活用

仲間うちやビジネスで使うには、非公開のトークルームを作成し、特定のメンバーだけを招待するといいでしょう。写真や動画、PDFファイルなども投稿できる上、「ノート」機能なども使えるので、仕事の会議や打ち合わせなどにも活用できます。

参加者を制限してしまえば、グループトークとなんら変わりないと思う人もいるかもしれませんが、両者には決定的かつ重要な違いがあります。

それは、「LINE上で友だち追加していない相手と、LINE上でのプロフィールを見られることなく交流できる点」

 

つまり、LINEでつながりたくない上司やリアル知人、取引先の相手などに気をつかわせず、安心して会話を交わすことができるのです。

不特定多数の人と交流したい場面や特定の分野の情報収集が必要な際、専門知識を持つ人に教えを請いたい場合、同好の士と語り合いたいとき、なによりLINE上でつながりたくない人と会話をする必要があるケースで、使い慣れたLINEの機能であるオープンチャットが、非常に役に立ちます。

 

楽しそう、便利そうと少しでも感じたら、チャットの“海”に飛び込んでみてください。


※2020年5月時点の情報です。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。

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