ビームフォーミングとは?メリット、デメリットと設定方法

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ビームフォーミングとは、無線LANルーターが発信するWi-Fiがデバイスに届きやすくなる機能です。ビームフォーミングを活用すればWi-Fiとの繋がりやすさの改善が見込めます。通信速度を向上できるメリットもあるので、Wi-Fi環境を改善したいのであればチェックしておきたいところです。

この記事では無線LANルーターの機能であるビームフォーミングについて詳しく解説します。

ビームフォーミングとは

ビームフォーミングはハイスペックな無線LANルーターで利用できる機能の一つで、デバイスにWi-Fiを届けやすくするための機能です。

従来のWi-Fiは無線LANルーターから全方向に発信されていて、それにデバイスが接続するという形式でした。しかし、従来の形式だと壁や家具が障害物となることで、家の中でWi-Fiが届きにくい場所ができてしまっていました。

ビームフォーミングではWi-Fiに接続しているデバイスの場所や距離を検知して、それに見合った強さの電波を発信します。デバイスの環境に合わせて電波が届くので、従来の無線LANルーターを使うよりもWi-Fiが繋がりやすい状態になるのです。

無線LANルーターとデバイスの距離による速度低下を防ぐ役割もしていて、2階などの離れた場所でも安定した通信速度を出してくれます。Buffaloの公式サイトを見ると、ビームフォーミング対応機種の通信速度は非対応機種より20%も速くなるとされています。(参照元: Buffalo – iPhoneでWi-Fiを使うなら ビームフォーミング&ビームフォーミングEX

ビームフォーミングはWi-Fiの繋がりやすさや通信速度が改善できる機能と言えます。とはいえ、利用する住居環境によって効果は変わるため、ビームフォーミング対応ルーターを使ったからといって、完全にWi-Fi環境が改善できるとも限りません。この点に注意してビームフォーミングの活用を検討してみてください。

ビームフォーミングのメリット

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先ほどご説明した機能の内容を踏まえると、ビームフォーミングを利用するメリットは以下の2つです。

・壁や家具など障害物の影響を受けにくい
・無線LANルーターから離れた場所でも速度が安定する


順番に見ていきましょう。

壁や家具など障害物の影響を受けにくい

ビームフォーミングの特筆すべきメリットは、壁や家具といった障害物の影響を受けにくい点です。

ビームフォーミング対応ルーターは、デバイスとの距離だけでなく障害物の有無も検知します。その上でデバイスに必要な強さの電波を発信し、壁や家具などの障害物がある環境でも安定した通信が可能です。

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無線LANルーターから離れた場所でも速度が安定する

ビームフォーミングはデバイスに向けて、状況に見合った強さの電波を発信するため、無線LANルーターから離れた場所になる2階などでも安定した通信が可能です。

中継器を使わなければ2階に電波が届かなかった環境でも、ビームフォーミングを使えば中継器が不要になる場合もあります。

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ビームフォーミングのデメリット

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ビームフォーミングはWi-Fi環境を向上できる機能ですが、以下2つのデメリットもあります。

・デバイス側も対応機種でなければいけない
・対応ルーターの値段が高い


順番に見ていきましょう。

デバイス側も対応機種でなければいけない

ビームフォーミング機能を利用するには、無線LANルーターだけでなくデバイス側もビームフォーミング機能に対応している機種でなければいけません。デバイス側がビームフォーミング機能に非対応の機種だと、ビームフォーミングは利用できないので注意してください。

Buffaloやエレコムは公式サイトでビームフォーミング対応のスマホやタブレット機種を公表しています。一度チェックしてみるといいでしょう。

≫Buffalo – 対応機種一覧ページ
≫エレコム – 対応機種一覧ページ

対応ルーターの値段が高い

ビームフォーミングはハイスペックな無線LANルーターに搭載されている機能です。そのため、対応ルーターを買う際の費用は安くありません。購入するとなれば安価なものでも5,000円前後、よりハイスペックな機種になると1万円以上の値段がします。

ところがビームフォーミング対応ルーターは契約する光回線の事業者からレンタルできるサービスもあります。ビームフォーミング対応ルーターがレンタルできれば、利用料金は月額数百円とさほど高くありません。

そのため、一度インターネットを契約している事業者がビームフォーミング対応機種をレンタル品として提供しているのか確認してみるのもいいでしょう。ビームフォーミング対応ルーターがレンタルできる事業者の契約や乗り換えを検討するのもおすすめです。

ビームフォーミングの設定方法

利用している無線LANルーターがビームフォーミング対応機種であれば、特に設定を行う必要はありません。対応の無線LANルーターを設置した時点で、ビームフォーミング機能が利用できるようになります。

もちろんオンオフの切り替えは可能です。例えばBuffalo製の無線LANルーターでは、以下の手順でオンオフが切り替えられます。

1. Wi-Fiに接続しているブラウザで設定ツールにアクセス
2. 「詳細設定」を選択
3. 「無線設定」を選択
4. 「2.4GHz」か「5GHz」のどちらかを選択
5. 「ビームフォーミング」の項目にチェックを入れるorチェックを外す
6. 「設定」を選択
7. 再度②~④の手順を行い、④で選択しなかった周波数帯を選択
8. ⑤~⑥の手順を行う


⑤で「ビームフォーミング」の項目にチェックを入れればオン、チェックを外せばオフになります。メーカーによって細かな手順は異なりますが、基本的な流れは同じです。とはいえ、基本的にビームフォーミングをオフにするメリットはありません。

快適なネット環境には光回線の品質も求められる

ビームフォーミングは無線LANルーターに搭載された、より快適にWi-Fiを利用できる機能です。しかし、ビームフォーミング対応の無線LANルーターを利用しても、光回線の品質が高くないと利便性は高くなりません。

理論上ではどの光回線も最大通信速度は1Gbps以上ですが、実効速度はプロバイダによって異なります。

ビームフォーミングを利用するうえでおすすめなのが@nifty光です。@nifty光は地域や時間帯の影響も少ない次世代通信方式IPv6に対応しているため、光回線の力を存分に引き出せます。さらにビームフォーミング機能がある無線LANルーターを最大25カ月間無料でレンタルできるので、一度検討してみてはいかがでしょうか?

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※2021年4月時点の情報です。
※本文中に記載されている通信速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。

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