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Wi-Fiルーターの置き場所はどこが良い?最適な設置場所を解説

2021/09/08

自宅でWi-Fiルーターを利用していると、途中でWi-Fi接続が切れたり通信速度が遅くなるなどの問題に直面している人は多いのでは?Wi-Fiルーターを利用している場合、ルーターの設置場所が原因かもしれません。ルーターの設置場所を変えるだけで問題が解消される可能性があります。

本記事ではWi-Fiを快適に利用するためにルーターの最適な設置場所を解説します。

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Wi-Fiルーターの最適な置き場所

Wi-Fiは電波のため、Wi-Fiルーターから離れるほど弱くなっていく性質があります。Wi-FiルーターがWi-Fiを飛ばせる範囲は、障害物のない空間で100m先と言われており、Wi-Fiルーターによっては最大で250m離れてもWi-Fiが届いたとの報告もあります。

しかし、Wi-Fiの電波には障害物にぶつかるたびに弱くなる性質があるため、壁や鉄柱、家具や家電といった障害物がある自宅では、Wi-Fiを飛ばせる範囲は理論値より狭くなってしまいます。自宅でWi-Fiを使って快適にインターネットを利用するには、Wi-Fiルーターの置き場所を環境に応じて変える必要があります。

Wi-Fiルーターの設置場所は以下のポイントを押さえましょう。

・床から1〜2m離れた高さのある場所
・布やカバーなどで覆わない
・棚の外側
・窓際から離れた場所
・周囲に障害物がない場所
・電子レンジやテレビなどの家電製品から離れた場所
・近くに金属や壁がない場所
・なるべく家や部屋の中央に
・近くに水槽がない場所


上記のポイントを踏まえてWi-Fiルーターの設置場所を選ぶと、より快適にインターネットが利用できるようになります。順番に見ていきましょう。

床から1〜2m離れた高さのある場所

Wi-Fiルーターを設置する際は、本体や電源ケーブルを目立たせないために部屋の隅で床置きしたくなるところ。しかし、Wi-Fiルーターは360度方向に電波を発信するため、Wi-Fiルーターを床に置くと部屋全体にWi-Fiが届きにくくなってしまいます。

床に反射して電波が弱くなるデメリットもあるため、Wi-Fiルーターは床から1~2mほどの高さがある場所を選びましょう。床から1~2m離れた場所にルーターを置けば、離れた2階にもWi-Fiが届きやすくなります。インターネットを利用したいデバイスと同じ高さに設置するのが理想です。

布やカバーなどで覆わない

Wi-Fiルーターを隠すためや、ホコリが溜まらないようにするため、布やカバーで覆いたくなるものです。しかし、布やカバーも障害物のひとつとなりWi-Fiの電波を妨げてしまいます。またWi-Fiルーターに熱がこもることで不具合を起こす要因にもなるため、布やカバーで覆わないようにしましょう。

棚の外側

Wi-Fiルーターにホコリが溜まらないようにするため、棚の中にWi-Fiルーターを置いている人もいるでしょう。

しかし、棚の中は2方向もしくは3方向に障害物がある環境です。Wi-Fiルーターを棚の中に置けば部屋の美観は保てますが、Wi-Fiの電波が弱まってしまいます。インターネット速度が気になるほどWi-Fi電波が弱くなってしまう場合は、Wi-Fiルーターを棚の外側に置くようにしてみてください。

窓際から離れた場所

窓際はWi-Fiルーターの設置に適していない場所です。Wi-Fiルーターを窓際に置くと、電波が窓ガラスを通過して逃げてしまいます。またWi-Fiルーターは360度方向に電波を発信するので、窓際に置くとWi-Fiが届く範囲が半減しかねません。Wi-Fiルーターを設置するときは窓際を避けたいところです。

周囲に障害物がない場所

パソコンと壁の隙間や、家具や雑貨に囲まれた狭いスペースはWi-Fiルーターの設置に適していません。周囲にある壁や家具などがWi-Fi電波の障害物となるからです。Wi-Fiルーターの近くに障害物があると、デバイスに届く前に電波が弱ってしまう恐れがあります。周りに障害物がないかもWi-Fiルーターを設置するときにチェックしましょう。

電子レンジやテレビなどの家電製品から離れた場所

家電製品は内部で電磁波を通して作動するなど、家電製品の中には電波を発するものが多く存在します。家電製品で用いられている電磁波の周波数帯は2.4GHz。2.4GHzはWi-Fiでも用いられている周波数帯です。1つの場所で周波数帯が同じ電波が飛び交うと、電波が干渉して通信不良を招きます。

そのためWi-Fiルーターを設置するときは家電製品から離れた場所を選びましょう。特に電子レンジやIHヒーターの近くは要注意です。

近くに金属や鏡がない場所

金属や鏡はWi-Fiの電波を反射する性質があります。反射の度合いは材質によって異なりますが、いずれにしても電波が衰退する原因になりかねません。そのため、Wi-Fiルーターを設置するときは金属や鏡から離れているかもチェックしておきましょう。

なるべく家や部屋の中央に

Wi-Fiルーターは360度方向で電波を飛ばしますが、部屋の隅に設置すると2方向や3方向を壁で遮ることになります。Wi-Fiルーターを部屋の隅に置くと、全体に電波が届きづらくなるわけです。そのため、Wi-Fiルーターはできるだけ家や部屋の中心に置くのが望ましいです。

近くに水槽がない場所

Wi-Fiルーターが発信する電波は水に吸収されやすい弱点があります。Wi-Fiルーターを水槽や花瓶の近くに置くと電波が弱まるので要注意です。水槽や花瓶の近くにはWi-Fiルーターを置かない、もしくはWi-Fiルーターの近くに水槽や花瓶を置かないようにしましょう。

電波が届きにくい場合での対処法

ここまでWi-Fiルーターの最適な置き場をご紹介してきましたが、住宅環境によってはどうしてもWi-Fiルーターを最適な場所に置けない場合もありますよね。Wi-Fiルーターを最適な場所に置けないという方は以下の方法を試してみてください。

・周波数帯の変更
・ビームフォーミング機能の活用
・中継器の導入
・電波強度が高いルーターへ買い換え


順番に見ていきましょう。

周波数帯の変更

まず試したい方法は、Wi-Fiの周波数帯を変更することです。多くのWi-Fiルーターで以下2つの周波数帯を利用できます。

周波数帯

メリット

デメリット

2.4GHz

・壁などの障害物があっても接続状態が安定しやすい

・5GHzと比べて通信速度が遅い

・家電製品が発する電磁波と干渉しやすい

5GHz

・最大通信速度が2.4GHzより速い

・家電製品が発する電磁波と干渉しにくい

・壁などの障害物に弱い


どちらの周波数帯も長所と短所があり、状況に応じて使い分けると通信状態を改善できる可能性があります。主な使い分け方法は以下の2パターンです。

・ルーターから離れた場所では2.4GHzを利用
・家電製品の近くでネットを使うときは5GHz帯へ切り替え


周波数の切り替えは以下の方法で可能です。

1. Wi-Fiルーターに貼ってあるシールを見て、周波数帯ごとのSSIDを確認
2. デバイス側のWi-Fi設定メニューを開く
3. ネットワーク一覧から利用したい周波数帯のSSIDを選択する
4. パスワードを入力する


SSID別の周波数は以下の方法で見分けられます。SSIDはWi-Fiルーターの底面、または側面に貼ってあるラベルを見ると確認可能です。

SSID

対応周波数帯

末尾が2G

数値の中央に記載されている文字が「G」

2.4GHz

末尾が5G

数値の中央に記載されている文字が「A」

5GHz


現在販売されている多くのWi-Fiルーターでは2.4GHzと5GHzの両方が利用できます。しかし、低スペックモデルや旧モデルは2.4GHzにしか対応していない機種もあるため注意しましょう。

もし利用中のWi-Fiルーターが2.4GHzしか対応していないのであれば、5GHz対応機種への買い換えを検討してみてください。

Wi-Fiの周波数2.4GHzと5GHzとの違い

 

ビームフォーミング機能の活用

ある程度スペックの高いWi-Fiルーターを利用していれば、ビームフォーミングが利用できます。ビームフォーミングとはスマホやタブレットの位置や距離を検知して、電波を集中的に送る便利機能です。

ビームフォーミングを利用する目的で搭載モデルへ買い換えるのもひとつです。

Wi-Fiルーターを見直して通信速度改善|注目すべき4つの機能とは

 

中継機の導入

自宅の環境が以下のどちらかに当てはまる状況では、Wi-Fiルーターを自宅の中央に置いても電波が行き届かない恐れがあります。

・部屋数や間仕切りが多い
・複雑な構造をしている(奥行が長い)


これらの状況では中継器の導入も視野に入れて、Wi-Fiルーターの設置場所を検討してみるといいでしょう。中継器を利用すればWi-Fiルーターから離れた場所でも快適にインターネットを利用することができるようになります。

メッシュWi-Fiとは|中継器との違いも解説

 

電波強度が高いルーターへ買い換え

長い期間に渡り同じWi-Fiルーターを使い続けている場合は、電波強度の高いWi-Fiルーターへの買い換えを検討してみましょう。Wi-Fiルーターは新しい機種であるほど性能が高いです。

中でもアンテナ数の多いハイパワーの製品を選択肢に入れるといいでしょう。

Wi-Fiルーターの寿命は何年?|2種類の寿命と買い替え時期を解説

より快適なネット環境にする方法

Wi-Fiルーターの置き場所を変更したり、前述の対処法を試しても通信速度が遅いと感じる場合は、Wi-Fiルーターの置き場所以外に問題があるかもしれません。

通信速度が遅いと感じる場合は以下の3つを確認してみてください。

・Wi-Fiルーターの規格を見直す
・LANケーブルの規格を見直す
・インターネット回線の見直し


順番に見ていきましょう。

ルーターの規格を見直す

通信速度が遅いと感じる際にまずチェックしてみてほしいのが、利用しているWi-Fiルーターの規格です。Wi-Fiルーターには規格があり、使用する機種がどの規格に対応しているかで通信速度が変わります。

例えば光回線の最大通信速度は1Gbpsなので、最大通信速度が1Gbps以上であるIEEE802.11acの規格以上のWi-Fiルーターを使わなければ通信速度を最大限に活かすことができません。一度、利用しているWi-Fiルーターの規格をチェックしてみてください。利用している回線の最大通信速度よりもWi-Fiルーターの最大通信速度が遅い規格であればWi-Fiルーターの買い替えを検討しましょう。

Wi-Fiルーターの規格については以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

通信速度に影響するWi-Fiルーター規格の確認方法|チェックすべき項目とは?

 

LANケーブルの規格を見直す

快適なWi-Fi環境を作るときは、Wi-FiルーターとONU(回線終端装置)をつなぐLANケーブルもチェックしましょう。LANケーブルにも規格があり、どの規格を使っているかで通信速度が変わります。

LANケーブルもWi-Fiルーターと同様に、利用している回線の最大通信速度よりLANケーブルの最大通信速度が遅くなっていると回線の速度を最大限に活かすことができません。LANケーブルの規格も確認して見直しをしてみてください。おすすめはCAT6です。

LANケーブルの規格については、以下の記事で詳しく解説しているので気になる方はチェックしてみてください。

LANケーブルのカテゴリと種類を解説|おすすめの選び方も紹介

 

インターネット回線の見直し

上記で紹介した方法以外にも通信速度の改善をする方法はいくつかあります。中でも効果的なのがIPv6の利用です。IPv6とは回線の混雑が起きにくい接続方式で、回線の混雑が起こりやすい夜間や休日も安定した回線速度を保ち、快適なインターネットが楽しめるようになります。

このIPv6を利用するには、IPv6に対応しているプロバイダーの光回線を利用する必要があります。通信速度が遅く感じる場合はインターネット回線そのものの見直しも検討してみましょう。

インターネット回線速度が遅いときにとるべき11の改善策

まとめ

本記事ではWi-Fiルーターの最適な設置場所について解説してきました。重要なポイントは以下になります。

・床から1〜2m離れた高さのある場所
・布やカバーなどで覆わない
・棚の外側
・窓際から離れた場所
・周囲に障害物がない場所
・電子レンジやテレビなどの家電製品から離れた場所
・近くに金属や壁がない場所
・なるべく家や部屋の中央に
・近くに水槽がない場所


どうしても最適な設置場所にWi-Fiルーターを置けないという場合には、以下の方法も試してみてください。

・周波数帯の変更
・ビームフォーミング機能の活用
・中継器の導入
・電波強度が高いルーターへ買い換え


Wi-Fiルーターの置き場所を選べない環境でも上記の方法で安定したインターネットが利用できるようになるでしょう。上記を試してみても通信速度が遅いという場合には他のところに問題がある可能性が高いため、以下の3つを確認してみましょう。

・Wi-Fiルーターの規格を見直す
・LANケーブルの規格を見直す
・インターネット回線の見直し


特にインターネット回線そのもののスペックが低いと回線速度の改善は難しいため、光回線への乗り換えをおすすめします。

中でもおすすめは@nifty光です。

@nifty光IPv6に対応しているため、回線の混雑が起きにくく安定したインターネットが利用できます。さらにIPv6に対応した高性能のWi-Fiルーターを最大25カ月間無料でレンタルすることができます。

ぜひこの機会に光回線を見直してみてはいかがでしょうか。

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※2021年9月時点の情報です。
※本文中に記載されている通信速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。

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