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フレッツ・ISDNはいつ終了?乗り換えにおすすめの光回線は?

2021/10/28

2000年から提供されてきたフレッツ ・ISDNですが、サービスが終了し2024年1月からインターネット通信ができなくなります。

フレッツ・ISDNの提供が終了する理由は、より通信速度が速いネット回線が主流になったところにあります。現在はほとんどのウェブサイトが通信速度の速い回線の利用を想定して作られているので、フレッツ・ISDNを利用している人は光回線への移行を検討してみましょう。

本記事ではフレッツ・ISDNの提供終了時期や、乗り換えにおすすめの光回線を紹介します。

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フレッツ・ISDN終了についての詳細解説(時期や対象など)

NTTはすでに2018年11月30日をもってフレッツ・ISDNの新規受付を終了しています。

また、法人利用者向けにNTTは2024年1月以降に「ISDN(INSネット デジタル通信モード)」のサービス提供を終了することを発表しました。

2024年1月以降はISDNでのインターネット通信ができなくなるので、現在利用している人は他の回線へ切り替える必要があります。

提供終了の対象となるISDNサービスは以下の通りです。

・パソコンや専用端末での通信
・G4規格を用いたFAX

G3規格を用いた電話とFAXは引き続き利用できます。

法人の場合、パソコンでのインターネット通信の他に下記での利用も終了となるので注意が必要です。

・POS(販売情報管理システム)
・CCT/CAT
・EDI(電子商取引)

 

フレッツ・ISDN終了の理由

フレッツ・ISDNの提供が終了する理由は、主に以下の2つです。

・利用者数が少ない
・現在では非常に利用用途が限られる


フレッツ・ISDNの普及が始まったのは2000年5月で、当時は全国で100万回線を突破するほどメインのインターネット回線として利用されていました。

しかし、2000年12月にADSL、200にNTTの光回線「フレッツ光」の提供が開始されてから立場は変わっていきます。

ADSLとフレッツ光はISDNよりも最大通信速度が速く、ウェブサイトの運営側はそれにあわせてホームページを構築するようになりました。

回線の種類

提供開始時期

最大通信速度

光回線(フレッツ光)

2005年1月

1Gbps

ADSL(フレッツ・ADSL)

2000年12月

下り:47Mbps
上り:5Mbps

ISDN

2000年5月

1回線利用時:64Kbps
2回線利用時:128Kbps

ダイヤルアップ

1996年5月

56Kbps

 

現在は光回線が主流となり、ほとんどのウェブサイトが最大通信速度100Mbps以上と想定して作られています。

用途別で必要な通信速度の目安をまとめると以下の通りになり、1回線利用時の最大通信速度が64kbpsのISDNでは利用用途がかなり制限されてしまうのが分かります。

用途

必要な通信速度の目安

動画の視聴※1

4K:20Mbps
HD(1080p):5Mbps
HD(720p):2.5Mbps
SD(480p):1.1Mbps
SD(360p):0.7Mbps

ウェブサイトの閲覧※2

1〜10Mbps

メールやLINEメッセージの送受信

128Kbps〜1Mbps

ビデオ通話・Web会議

10Mbps以上

※1:YouTubeで動画視聴する場合です。必要な速度の目安は動画サイトによって異なります。
※2:目安はサイトによって異なります。

そのためISDNを利用する人は激減し、今は役目を終えた回線と見なされサービス終了へ至ったわけです。

 

ISDNから光回線へ乗り換えるメリット

今後もインターネット回線が必要な場合は、他の回線に乗り換える必要があります。

ISDNからの乗り換えなら、以下の2つのメリットがある光回線がおすすめです。

用途を問わず快適に利用できる
速度制限がない

 一つずつ見ていきましょう。

 

用途を問わず快適に利用できる

光回線は最大通信速度が1Gbps以上と速く、モバイルルーターやホームルーターより安定した通信が可能です。

モバイルルーターやホームルーターでも動画視聴やウェブサイトの閲覧はできますが、天候や立地条件で電波状況や通信速度が変わるので、オンラインゲームやビデオ通話に影響が出る場合があります。

一方、光回線は天候や立地条件の影響を受けにくいため、用途を選ばず安定した通信が期待できます。

 

通信制限がない

光回線はどれだけ使っても通信制限が発生しないため、データ量の消費を気にせず使うことができます。

モバイルルーターやホームルーターは使い放題とはなっていますが、一定期間に定められたデータ量を消費すると速度制限を受けてしまいます。5G対応端末でも速度制限の条件が設けられていることが多いので、光回線ほどの利便性はありません。

 

ISDNから光回線へ乗り換える際の注意点

ISDNから光回線へ乗り換える際は、基本的に光ファイバーの導入工事をしなければいけません。

住んでいる集合住宅が光ファイバー完備である場合は、工事をせずに光回線を利用できますが、現在ISDNを利用している場合、この条件に該当している可能性はとても低くなります。

工事が必要と聞くとネガティブな印象を感じますが、それほど手間はかかりません。光回線の工事はすべて業者が行ってくれるうえに、1時間から1時間半で終わります。

工事の詳細は以下の記事で確認いただけます。

光回線の工事について徹底解説|期間や費用、開通までの通信端末無料貸出サービスも重要

また、一般的に光回線の工事費は1万円以上と高額なため、工事費の負担が発生しないかは注意したいポイントです。キャンペーン特典で工事費が無料、もしくはキャッシュバック等で実質無料となる光回線サービスを選びましょう。

 

乗り換える光回線の選び方

ISDNから光回線へ乗り換えるときは、どの光回線サービスを選ぶか悩まされます。

そこでおすすめとして挙がる光回線は「@nifty光」です。

@nifty光はIPv6接続対応の光回線サービスで、いつでも通信速度が安定した状態でインターネットを利用できます。@nifty光の料金体系はこちらから確認いただけますが、工事費は月額割引で実質無料になる上に、キャッシュバック特典があるので乗り換え費用の心配はありません。

さらに最大25カ月間無料で無線LANルーターがレンタルできるので、手間なくWi-Fi環境を作れるので安心です。

サービス終了間際になると、混雑により工事待ちが発生して希望通りの日程で開通できないなど、工事日の調整が難しくなる可能性も考えられるため、余裕のある今のうちから検討・手続きを進めることをおすすめします。

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※2021年10月時点の情報です
※本文中に記載されている回線速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。

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