
Discord(ディスコード)とは|ウェブ(web版)/スマホ版インストール方法や使い方・注意点解説
2023/01/31ゲーマー向けのチャットツールとして人気に火がつき、ビジネスツールとしても親しまれている「Discord(ディスコード)」は、2022年1月からPS4やPS5と連携を開始したことでも話題になっています。
本記事では、Discord(ディスコード)の特長、LINEとの違いから、ウェブ(web版)・スマホ版それぞれのデバイスによる始め方まで説明していきます。
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Discord(ディスコード)とは
Discord(ディスコード)は、アメリカで誕生したボイスチャットサービスです。
音声とテキストの両方によるユーザー間でのコミュニケーションが可能で、1対1だけでなく大人数でのやりとりにも対応しています。
主にオンラインゲームのプレイヤーが使用するサービスとしてアメリカを中心に人気を集めており、日本でもユーザー数が増加し話題を集めています。
また、チャットサービスとしてのクオリティの高さや使いやすさなどから、ゲーマーだけでなく、ビジネスなどでも使用されるようになっています。
Discord(ディスコード)の特長、人気の理由
Discord(ディスコード)の特長や人気の理由としては以下の4点が挙げられます。
1.招待制の「サーバー」でコミュニケーションが取れる
2.音声とテキストの両方でやりとりが可能
3.シンプルで使いやすい操作性
4.メンバーの管理が楽にできる
では、それぞれのポイントを詳しくチェックしていきましょう。
招待制の「サーバー」でコミュニケーションが取れる
Discordでは「サーバー」という単位を用いて他のユーザーとコミュニケーションを取るサービスです。
他のユーザーが作ったサーバーに招待してもらったり、自分で作ったサーバーにユーザーを招いたりして使用します。
1対1、少人数、多人数などさまざまな形でサーバーを作ることができる上に、ゲームプレイ中のやり取りから、趣味の繋がり、ビジネス上の業務連絡など幅広い用途で使用されています。
音声とテキストの両方でやりとりが可能
Discord(ディスコード)は、音声を用いた「ボイスチャット」と文字を用いた「テキストチャット」の2種類に対応しています。
テキストチャットでは、チャンネルごとに名前を決めることで特定のテーマに関して書き込める掲示板のような使い方が可能です。
ボイスチャットでは音声通話だけでなくビデオ通話にも対応しており、同時通話人数は無制限で行えます。
シンプルで使いやすい操作性
デザインがシンプルで使いやすい操作性もDiscord(ディスコード)の魅力の1つです。
少ないタップ数で目的の操作ができるようなデザインになっているので、ゲームをプレイしながらでも緻密な連携が取れるようになっています。
余計な広告表示もなく、視覚的にもストレスが少ないというのもユーザー数が多い理由と言えるでしょう。
メンバーの管理が楽にできる
Discord(ディスコード)では、作成したサーバー内のメンバー管理が楽なことでも知られています。
イベント運営の業務連絡を各セクションに分けて行うような際でも、コミュニティごとに色分けをするなど視覚的にわかりやすくすることもできます。
オンラインゲームのプレイヤー間だけでなく、eスポーツ大会の運営にもDiscord(ディスコード)が使われている理由としては、こういった使いやすさも挙げられるでしょう。
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DiscordとLINEなど他のグループトークとの違い
テキストチャットやボイスチャットができるツールには、その他にもLINEやSkypeなどがありますが、Discord(ディスコード)との違いとしては以下の4点が挙げられます。
1.音声の調整が可能
2.チャンネル管理や画面共有ができる
3.会話の履歴が全て確認できる
4.送信した内容を編集できる
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
音声の調整が可能
Discord(ディスコード)の音声通話では、マイクやスピーカーの調整機能があるためグループ通話をした際に、メンバーそれぞれの声を聞き取りやすくすることができます。
メンバーの音声にばらつきがあるとゲームプレイ中にしっかりとした連携が取れないので、便利な機能として活用できます。
チャンネル管理や画面共有ができる
サーバー内のチャンネルを管理したり、ユーザー間の画面を共有したりすることができます。
ゲームタイトルや話題ごとにチャンネルを作ってメンバーを分けて整理するのも便利ですし、画面を共有すればよりゲームでも緻密な連携が可能となります。
ビジネスでの業務ツールとしても高い利便性を発揮してくれます。
会話の履歴が全て確認できる
Discord(ディスコード)のサーバーに招待された際、どの時点で加入しても会話の履歴を全て見ることができます。
LINEでは会話の履歴を遡ることができませんが、Discord(ディスコード)なら前の会話が表示されるので話の流れに乗り遅れることもないでしょう。
送信した内容を編集できる
ちょっとした誤字や誤解を与える内容を送信してしまった場合に、内容の編集ができると余計なトラブルを避けることができます。
LINEでは送信後に編集ができず不便なのですが、Discord(ディスコード)であれば後から直すことができます。
Discord(ディスコード)の始め方
ここからはDiscord(ディスコード)の始め方について解説していきます。
PC・スマホ版で操作が異なるため、利用するデバイスに応じて確認してください。
ウェブ版(web版)の始め方
ウェブ版(web版)のDiscord(ディスコード)を始める方法は下記の通りです。
1.Discordの「公式サイト」にアクセスする
2.トップ画面の「Discordをブラウザで開く」をクリックする
3.ユーザー名を入力する
4.生年月日を入力する
ここからは、「サーバーを作成する場合」と「招待されたサーバーに参加する場合」で操作方法が異なります。
サーバーを作成する場合
5.「オリジナルの作成」をクリックする
6.サーバー名を入力する
7.登録アドレス宛に送信されたメールを確認し、認証を行う
自分のサーバーに友達などを招待する場合は「友達を招待」から発行されたURLを招待する相手に伝えてください。
8.メールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作成する
招待されたサーバーに参加する場合
5.「もう招待されていますか?サーバーに参加」をクリックする
6.サーバーの招待リンクを入力して「参加」をクリック
スマホ版の始め方
スマホ版のDiscord(ディスコード)を使うときは以下のURLからアプリをインストールしてください。
アプリからDiscord(ディスコード)を始めるには以下の操作を行います。
1.アプリを起動する
2.「登録」をタップする
3.電話番号orメールアドレスを入力する
4.「ユーザー名」「パスワード」を設定する
5.生年月日を入力する
6.アプリ内で認証手続きを行う
ここからはPC版と同様に、「サーバーを作成する場合」と「招待されたサーバーに参加する場合」で操作方法が異なります。
サーバーを作成する場合
7.「+」をタップする
8.「オリジナルの作成」をタップする
9.サーバー名を入力する
自分のサーバーに友達などを招待する場合は「フレンドを招待する」から発行されたURLを相手に伝えてください。
招待されたサーバーに参加する場合
7.「+」をタップする
8.「Discordにいる友達に会おう」をタップする
9.サーバーの招待リンクを入力する
【初心者向け】Discord(ディスコード)基本的な使い方
Discord(ディスコード)の注意点
Discord(ディスコード)を使用する上での注意点について解説していきます。
以下の2点に注意してDiscord(ディスコード)を便利に利用していきましょう。
プライバシー・安全設定を行う
ユーザー設定メニュー内の「プライバシー・安全」では、DMの受取範囲やフレンド追加の許可などの設定が可能です。
特定のユーザーのみとやり取りをして、必要以上に不特定多数と繋がりたくない人は最初に設定を済ませておきましょう。
消費する通信量の目安を把握する
音声通話もできるチャットツールということで「通信量」が気になるという人も多いはずです。
Discordでは、音声通話とビデオ通話ができますが、目安となるデータ通信の消費量としては以下の通りです。
利用時間 |
データ通信量の目安 |
音声通話(1時間) |
約40MB |
ビデオ通話(1時間) |
約1.3GB |
音声通話ならそれほどですが、ビデオ通話だと他の通話アプリよりもデータの消費量が多い状況となっています。
ゲームプレイやWeb会議などでDiscordのビデオ通話を利用するときには、通信量に注意が必要です。
通信量を気にせずDiscord(ディスコード)を使うなら「@nifty光」がおすすめ
Discord(ディスコード)を快適に利用するなら、安定した通信で通信量も気にせず使える「@nifty光」がおすすめです。
@nifty光は、混雑する時間帯でも速度が低下しにくいIPv6接続に対応しているため、安定した通信が利用できます。
Discord(ディスコード)はオンラインゲームで緻密な連携を可能にしたり、ビジネス上のやり取りやイベント運営で便利に使えたりするツールなので、より安定したネット環境で快適に利用するためにも@nifty光への加入を検討してみてください。
※2023年1月時点の情報です。
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