雨の日にWi-Fiが繋がりにくく不安定になる原因と対策

2022/06/02

Wi-Fiを使っていると、「雨のせいか繋がりにくいな」と思う時はありませんか?Wi-Fiの利用環境によっては、雨が原因で繋がりにくくなる場合があります。

雨が原因の場合、さまざまな対処法が選択肢に入ります。1つずつ対応し、快適なWi-Fi環境を作りましょう。

本記事では、雨の日にWi-Fiが繋がりにくくなる原因と対策を解説します。

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雨の日にWi-Fiが繋がりにくくなる原因

雨の日にWi-Fiが繋がりにくいと感じる場合、以下のような原因が考えられます。

・電波が弱くなっている
・利用者の増加による回線混雑
・通信障害

1つずつ原因を詳しく解説します。

 

電波が弱くなっている

強い雨が降っている状況では、電波が弱くなることがあります。雨の水滴には電波を吸収してしまう特徴があるためです。

特にモバイルルーターを使っている場合は、より電波に影響しやすい傾向にあります。

電波が基地局からモバイルルーターに届く間に吸収されてしまうため、結果弱い電波しか受け取れなくなってしまう可能性があるのです。

固定回線を利用している人も例外ではありません。

1階にWi-Fiルーターを置いて固定回線を利用している場合、雨の日に2階にいると繋がりにくいと感じる事があります。

これは、1階に置いてあるWi-Fiルーターは1階から2階に直線上で電波を飛ばしますが、壁が厚い場合など、一度電波を外へ迂回させて2階へ届ける事があるためです。

このようにWi-Fiルーターが電波を外へ迂回させている場合、強い雨が降ると電波が減衰して繋がりにくくなってしまいます。

 

利用者の増加による回線混雑

雨が降ると外出を控えようと思う人は多いのではないでしょうか?

実はこれも雨の日にWi-Fiが繋がりにくいと感じる原因の一つと考えられます。

雨が降って外出を控える人が増えるとインターネットを利用する人が多くなるため、回線が混雑して通信が不安定になる可能性が高くなります。

雨天時に限らず夜間や休日など、利用者が増加して回線混雑が起こりやすくなるのと同様です。

 

通信障害

台風による暴風や豪雨が伴う場合、通信障害が起きている可能性があります。自然災害によって回線基地局に被害が起こるケースが考えられるためです。

以下のような方法で対処してもWi-Fiが繋がらない場合は、通信障害の発生を疑いましょう。

 

雨の日にWi-Fiが不安定になるときの対処法

雨の日にWi-Fiが繋がらない場合は、以下の方法で対処してみてください。

・デバイスとWi-Fiルーターの再起動
・Wi-Fiルーターの置き場所を変える
・Wi-Fiルーターに近い場所でネットを使う
・利用するネット回線の見直し

1つずつ詳しく解説します。

 

デバイスとWi-Fiルーターの再起動

Wi-Fiが繋がりにくいと感じたら、まずデバイスやWi-Fiルーターを再起動してください。

雨が原因ではなく、デバイスやWi-Fiルーターの不具合で繋がりにくい可能性も考えられるからです。

デバイスやWi-Fiルーターを再起動して問題が解決する場合は多いので、一度試してみましょう。

 

Wi-Fiルーターの置き場所を変える

Wi-Fiルーターの置き場所が原因で、雨が降ると通信が不安定になる場合があるため、Wi-Fiルーターの置き場所も見直しましょう。

Wi-Fiルーターは360°方向に電波を飛ばすため、Wi-Fiルーターはなるべく自宅の中央に設置するのが望ましいです。

Wi-Fiルーターを窓際に置くと、電波を飛ばせる方向が減ってしまいます。また、Wi-Fiルーターを窓際に置いていると外へ迂回して2階へ電波を飛ばす可能性が出るため、雨の影響を受けやすくなります。

以上を踏まえて、下記のポイントを押さえた場所にWi-Fiルーターを置くことをおすすめします。

・できるだけ自宅の中央
・床に直置きはしない
・棚の中は避ける
・近くに家電製品がない

上記4つのポイントを押さえるだけで、Wi-Fiの繋がりやすさは向上します。

Wi-Fiルーターはどこに置くのがいい?収納のデメリットと最適な設置場所を解説

 

Wi-Fiルーターに近い場所でネットを使う

Wi-Fiルーターから近い場所でネットを使うのも一つの方法です。

Wi-Fiの電波はルーターに近いほど強くなるため、雨が降って繋がりにくいと感じたら利用場所を変えてみましょう。

 

どうしてもWi-Fiルーターから離れた場所でネットを使う必要がある場合は、以下の2つの方法を検討しましょう。

・中継機の導入
・Wi-Fiルーターの買い替え

中継機はルーターからの電波を中継して、Wi-Fiが飛ぶ範囲を広げます。中継機を活用すると、2階などの離れた部屋にWi-Fiが届きやすくなります。

 

また、可能であればWi-Fiルーターの買い替えも検討してみましょう。

Wi-Fiルーターは製品によって電波を飛ばせる範囲が違います。また新しい機種は強い電波を発信できる機種が増えているので、検討する価値はあります。

Wi-Fiルーターを見直す際に知っておくべきおすすめ機能とは?

 

利用するネット回線の見直し

どの方法を試しても通信が安定しない状況では、ネット回線の見直しも視野に入ります。

通信の安定性は回線の種類によって異なるからです。

モバイルルーターは回線が電波なので、激しい雨が降ると吸収されて通信が不安定になる恐れがあります。外でWi-Fiが利用できるメリットはありますが、自宅での利用がメインであればモバイルルーターにこだわる必要性は高くありません。

天候による影響を受けにくいのは、光回線です。

光回線は光ファイバーという伝送路を使うので、雨の影響を受けず通信が安定します。

 

雨の日の影響を受けにくい光回線

ここまでご説明した通り、雨の影響を最小限にするなら光回線の利用がおすすめです。

しかし、どの光回線でも同じという訳ではなく、プロバイダーによって回線の安定性が異なるので注意しましょう。

光回線での通信の安定性は、「IPv6」に対応しているかが一つの決め手となります。

IPv6は混雑しにくい回線経路を利用するので、雨の日など利用者の増加による速度遅延が起こりにくく通信が安定しやすくなります。

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