
【初心者向け】Twitter(ツイッター)とは?危険性は?安全な使い方とリスク対策を解説
2022/10/19Twitterは140文字以内で自分の好きなことを発信できるSNSです。世界中に多くのユーザーがいるので、同じ趣味や近しい世代の友達ができるのも楽しみ方の一つ。気軽にいろいろな人とコミュニケーションが楽しめる反面、個人情報の流出やサイバー犯罪などさまざまなリスクも伴います。
本記事ではTwitterを利用するリスク、安全に利用する方法について詳しく解説していきます。子どもがTwitterを利用する際に親ができる管理方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ペアレンタルコントロールの機能を強化したい方はこちら
Twitterとは
Twitterは世界中で利用されているSNSです。ツイート(つぶやき)と呼ばれる最大140文字の短い文章を気軽に投稿できるため、Twitterを通して気軽にコミュニケーションを取ることができます。
Twitterの基本的な仕組み
Twitterは自分の好きなことやトレンドについてつぶやく以外に、気になる人をフォローして相手のつぶやきを確認することができます。自分のことをフォローしてくれた相手はフォロワーと呼ばれ、相手のタイムラインに自分のつぶやきが表示されます。
また、気になったつぶやきを「RT(リツイート)」すると、自分のフォロワーに内容を共有することが可能です。ほかにもコミュニケーション機能として特定のつぶやきに返信する(リプライ)機能があります。リプライ機能は自分と相手がフォローしている相手にも内容が見えて、フォローしていない相手にもリプライが可能です。ただし、Twitterアカウントを非公開設定にしている場合は、フォロワー以外からのリプライは届かず、RTもされません。
他にも気に入ったツイートを「いいね」したり、気になるユーザーへDMが送れたり、豊富なコミュニケーション機能が搭載されています。
Twitterの年齢制限
Twitterアカウント作成時に生年月日入力を誤って13歳未満となってしまった場合は、アカウントがロックまたは凍結される可能性があります。13歳以上でアカウントがロックされてしまった場合は、Twitter公式の審査依頼フォームへロック解除の依頼をするとアカウントの復旧が可能になります
Twitterに登録しないとできないこと
Twitterはアカウント登録していない場合でも、ツイートの閲覧ができます。インターネット検索からツイートにアクセスすることもでき、Web版Twitterであれば検索も可能です。
ツイートの閲覧だけであればアカウント登録は必要ありませんが、以下の機能はアカウントがなければ利用することができません。
・特定のユーザーをフォロー
・ツイートのRT(リツイート)、いいね
・特定のツイートへのリプライ
・特定のユーザーへDM送信
Twitter利用で考えられる危険性と対策
世界中の人と気軽にコミュニケーションが取れるTwitterですが、使い方を誤るとトラブルに巻き込まれるリスクもあります。ここではTwitterを利用する上で考えられる危険性と対策についてご紹介します。
個人情報の流出
Twitterは思っていることを手軽につぶやけるため、今いる位置や普段の生活圏が他人に知られてしまう危険性があります。Twitterの設定で位置情報を有効化している場合、自分がいる位置が共有されてしまうため、第三者に自宅を特定されるリスクも。
また、見知らぬ相手からのDMやアプリとの連携で、個人情報が流出するトラブルも発生しています。トラブルに巻き込まれないようDMが届く範囲を相互フォロワーのみに設定し、アプリ連携も最小限にしましょう。
公式Twitterを装う迷惑メールに注意|詐欺手口と対策について解説
アカウントの乗っ取り
個人情報の流出とともに問題になっているのが、Twitterアカウントの乗っ取りです。公式Twitterを装って届いた偽メールに気づかず、IDとパスワードを入力してしまうことでアカウントが乗っ取られてしまいます。
アカウントが乗っ取られると勝手にツイートされたり、知らないアカウントのフォロー・フォロワーが増えたりとさまざまな被害が起こります。特にIDとパスワードが他のWebサービスと同じ場合、Twitter以外も被害に遭う危険性があるため注意が必要です。
アカウント乗っ取りから身を守るためにも、不審なアプリ連携やDMを削除しましょう。Twitterからメールが届いたときはメールに記載されているURLではなく、ブラウザ検索からログインすることで安全に利用できます。
Twitterの乗っ取り手口と対策を解説|ログインアラートと二段階認証を利用しよう!
いじめ問題
若年層の利用も多いTwitterは、仲間外れや裏垢(別のTwitterアカウント)による悪口などいじめ問題も発生しています。顔見知りでない相手からいじめられることもあれば、悪気はなくても自分が加害者になるケースも。
Twitterでいじめられていると感じたら、落ち着くまでTwitterから離れるのがおすすめです。また、いじめの加害者にならないよう、顔見知りでなくても思いやりを持った発言をするよう情報モラルの教育も必要でしょう。
【調査結果】子を持つ親の約7割が子どものSNS利用について不安を感じており、実際のトラブルの34%は「ネット上のいじめ」
知らない人と繋がるリスク
Twitterは世界中の人とコミュニケーションが取れるSNSであり、普段出会えない人と仲良くなることができます。同年代や同じ趣味など友達が増やせる反面、悪意ある相手とも繋がる可能性があるため犯罪に巻き込まれる危険性も高いです。年齢が近いと言って仲良くなっても、年齢詐称しているケースもあり、安易に会う約束をしてはいけません。
Twitterで繋がったフォロワーから会おうと言われたときは、まずビデオ通話など安全な方法からコミュニケーションを始めることが重要です。また、いくら仲良くなったとしても自分の住んでいる場所や学校、よく行く場所など、特定される情報を相手に伝えることはやめましょう。
Twitterの利用を管理する方法
スマホを持った子どもがTwitterを利用したいといってきた場合、親が完全に管理することは困難です。しかし、そのまま放置してしまうとトラブルや犯罪に巻き込まれ、子どもだけでなく家族全員が危険にさらされてしまう危険性もあります。
ここではこれから子どもがTwitterを安全に利用できるよう、親ができる管理方法を2つご紹介します。
Twitterを利用するルールを決める
子どもにTwitterを利用させるときは、親子でルールを決めて利用させましょう。特にまだSNSに慣れていない中学生の子どもであれば、以下のようなルールがおすすめです。
・顔見知りでない相手と会う約束をしない
・個人情報がわかる内容をツイートしない
・顔や特定の場所・物がわかる写真はアップしない
・いじめなどトラブルが起きたときはすぐに相談する
・Twitterの操作になれるまでは友達以外フォローしない
まだスマホの操作に慣れていない子どもであれば、親がいる前でのみTwitterをするなど家庭でルールを決めるのもおすすめです。親子で楽しくTwitterが利用できるようルールを決めてみてください。
セキュリティソフトのペアレンタルコントロールを利用する
セキュリティソフトの中には、子どものアプリ使用を制限できるペアレンタルコントロール機能が搭載されている場合があります。たとえば「常時安全セキュリティ24」は、子どもが利用するデバイスやアプリをリモートで管理することが可能です。
ペアレンタルコントロールの機能では、アプリ毎の利用時間制限のほかにコンテンツフィルタ機能も搭載されているためより強力なフィルタリングができます。また、Twitterに夢中で夜寝ないといった悩みにも対応できるベッドタイムも搭載。ウイルス感染対策以外に、子どもの健全なスマホ利用を促せる機能なので導入を検討してみるといいでしょう。
まとめ
Twitterは自分の好きなことを自由に発信できるSNSです。同じ趣味の人からリアクションがもらえることで、嬉しくなってつい夢中になってしまう子どもも多いでしょう。正しく利用できれば世界中に友人ができ、いままでとは違った世界が広がるメリットもあります。
安全にTwitterを利用するためには、親子でしっかりとルールを決めることが重要です。またいざという時のためのフィルタリング、ペアレンタルコントロール機能の利用も欠かせません。
今回ご紹介している常時安全セキュリティ24は、1契約で7台までインストールが可能なので子どものスマホやタブレットもコントロールが可能です。デバイス毎に制限設定を変えられるので、親子で設定をおすすめします。
ニフティが提供する子供向けサイト「ニフティキッズ」は、主に小・中学生を対象に、子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、 インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナーなど、安心して利用できるコンテンツで構成されています。
これからインターネットを使い始めるお子様に、ぜひ「ニフティキッズ」をおすすめください。
※2022年10月時点の情報です。
サイバー攻撃から家族分のスマホを守れる!複数台の端末を保護できるセキュリティサービス