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Googleマップタイムラインとは?行動履歴を削除する方法と保存しない設定

2020/11/01

マップ系のアプリの中でも利用者の多い「Googleマップ」ですが、ただ目的地へのルート検索をするだけでなく、実にさまざまな機能が用意されています。

本記事では、「タイムライン」機能の紹介と、行動履歴(ロケーション履歴)を管理する方法について解説します。

Googleタイムラインとは?

Googleマップの「タイムライン」機能は、位置情報を地図上に記録し、自分のログを残すことができるというものです。

では、「位置情報を地図上に記録し、自分のログを残す」ことができるとは、いったいどういうことでしょうか?

詳しく見ていきます。

自分の行動履歴が確認できる

簡単にいってしまえば、日時や移動ルートなどを自動的に記録するだけでなく、移動手段などもおおよそ記録してくれ、あとからそれらをマップ上でリスト化した状態で確認できてしまうというものです。

さらに、立ち寄ったショップなどスポットの名前も表示されるので、なんとなく立ち寄った店などに、後日もう一度行きたいと思った際、手軽に探し出せるという使い方もできます。

タイムラインはアカウントごとに過去の行動がすべて記録され、マップ上に表示された赤い点をクリックまたはタップすると、何月何日の何時に足を運んだのかを確認することが可能です。

スマホを落としたときにもタイムラインが有効

詳細に行動履歴を記録してくれるタイムライン機能は、実はスマホを落としたときにも活躍してくれます。

タイムライン機能をオンにしていれば、PC版のGoogleマップにスマホと同じアカウントでログインすれば、タイムラインを閲覧することができます。

タイムラインの履歴を追っていけば、おおよそどのあたりでスマホを落としたかを判断するひとつの手がかりとなるはずなので、もしもの場合に備え、試しに見ておく価値はありそうです。

 Googleタイムラインを管理する方法

では、Googleタイムラインの行動履歴データ(ロケーション履歴)を管理する方法について見てきます。

行動履歴データを表示する方法

行動履歴データ(ロケーション履歴)は以下の手順で表示させることができます。

・Googleマップで、右上のアイコンをタップして「タイムライン」を選択
・今日の行動履歴を表示
・日付を変え、過去の行動履歴も確認可能


Googleアカウントでログインしていない場合は、右上のアイコンをタップして「ログイン」からログイン画面を表示できます。


・行動履歴(ロケーション履歴)が表示されない場合
Googleマップでタイムライン(行動履歴)を表示するためには、「ロケーション履歴」と「位置情報サービス」での設定が必要です。

【「ロケーション履歴」をONにする】
1.Googleマップで右上のアイコンをタップして「設定」を選択
2.アカウント設定内の「個人的なコンテンツ」を選択
3.位置情報の設定内の「ロケーション履歴の設定」を選択
4.アクティビティ管理内、「ロケーション履歴」を右にスライドさせ「ON」に設定


【「位置情報サービス」で[常に許可する]に設定する】
1.「個人的なコンテンツ」内、「位置情報サービスが[常に使用]に設定されていません」を選択
2.Google Mapsの「位置情報」を選択
3.「位置情報の利用を許可」内の「常に」を選択

この設定を行うことにより、行動履歴(ロケーション履歴)の記録が開始されます。

 

行動履歴データ(ロケーション履歴)を消去する方法

続いて、履歴データを消したい場合は、以下の手順で削除できます。

1.タイムライン機能を開く
google_map01


2.右上のメニューボタンを選択し、「設定とプライバシー」画面を開く
google_map02

3.「個人的なコンテンツ」内の、「ロケーション履歴を全て削除」を選択
4.「ロケーション履歴を完全に削除しますか?」に同意して削除
google_map03

同様に、「個人的なコンテンツ」内の、「指定期間のロケーション履歴の削除」を選択すれば、指定期間の履歴を削除することもできます。

 

行動履歴データの記録を停止する方法

ここまで見てくると、かなり便利な機能に感じますが、一方で「他人に自分の行動パターンを知られるのは怖い……」と感じる人もいるでしょう。

履歴すら残したくないという人は、以下の手順でロケーション履歴機能をオフにしておきましょう。

1.タイムライン機能を開く
2.右上のメニューボタンを選択し、「設定」画面を開く
3.「個人的なコンテンツ」内の画面で「ロケーション履歴の設定」を選択
4.アクティビティ管理内、「ロケーション履歴」ボタンを左にスライドさせ「OFF」に設定
5.表示された画面で「一時停止」を選択

同機能は、タイムラインのためだけではなく、Googleマップのルート検索時に交通状況の自動予測の補助や、検索結果の精度向上などにも使われているものなので、オフにすると、そうしたサービスを完全な状態での利用ができなくなる点に注意が必要ですが、いつでもオン・オフで切り替えは可能です。

 

Googleマップを利用する上での注意点

タイムラインの表示は原則として本人専用となっているので、他人には表示も共有もされませんが、アカウント情報を知られてしまったり、Googleマップにログインした状態のスマホを放置していたりすると、盗み見られてしまう可能性が出てくるので、注意が必要です。

また、そもそもGoogleマップのように無料で提供されているサービスは、利用動向を広告ビジネスや、ビッグデータの収集などの目的に利用されているため無料で利用出来ていると認識しておく必要があります。

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知らないうちに情報を利用されるのではなく、メリット・デメリットを理解した上で必要に応じてON・OFF設定することをおすすめします。

※2020年11月時点の情報です。

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