災害時はスマホが頼りに! バッテリー節約ワザ&停電対策ほか+αのお役立ちアイテム

2018/11/19

急な災害で停電に見舞われたり避難が必要になったりしたときは、スマホが大いに役立ちます。

国や地方公共団体、気象庁などが発信する情報を逃さず入手し、家族との連絡手段をキープするためにも、スマホのバッテリーを長持ちさせるワザを身につけておきましょう。

災害が起きる前に知っておきたい災害時の情報収集についてはこちらの記事もチェックしてみてください。

▶災害時に情報収集をする方法|事前の備えとできることも解説

◆災害時にスマホが必要な理由

地震や台風、洪水などの災害時は、家族ひとりひとりの行動が全員の運命を左右してしまうこともあります。

大切な人と連絡が取れなければ、危険な状況下でも探しに行きたくなるのは人の心理ですが、その行動が二次災害を招くおそれも。

不安な思いやリスクを軽減するためにも、災害時の対策については日頃から家族間で話し合っておきたいものですが、その際に欠かせないのが、スマホを活用した行動指針の共有。

電気が不通になれば、テレビや固定電話が使えなくなるからです。

また天候によっては避難場所まで行くのも困難になりますが、そんなときでもスマホがあれば、情報収集に、連絡手段に、懐中電灯代わりに、避難場所へのナビに利用することができます。

できれば家族全員のスマホの緊急速報メール(ドコモは「エリアメール」)の受信設定を確認した上で、その他の災害アプリの設定と使用法、電話が通じなくなったときの連絡方法など、緊急時のスマホ活用術を家族で共有しておきたいものです。

◆家族に伝えておきたいバッテリー節約術6選

災害で停電が起きたときは、スマホのバッテリーをいかに長持ちさせるかが重要になってきます。予備バッテリーがあれば充電もできますが、なかなかそうもいきません。ここでは、スマホのバッテリー節約ワザをまとめてみました。

(1)可能な限り液晶画面の明るさを下げる
まず始めにチェックするのが液晶画面の明るさ。暗くすることで、電池のもちが格段に変わってきます。

(2)必要なものだけ残してアプリのプッシュ通知をオフに
災害用アプリや家族の連絡手段になっているアプリを除き、プッシュ通知をオフにします。

(3)iOS「停電力モード」/Android「省電力モード」をオンにする
処理速度は低下しますが、バックグラウンドアプリの動作を制限したり、アプリの自動更新をオフにしたり、一部の視覚効果を制限したり、自動ロックまでの時間を短くしたりと、バッテリーの消費を抑えられます。ただし、メールの取得が手動のみになるので、大切な人とメールで連絡を取り合っている場合は注意が必要です。

(4)停電時はWi-Fiをオフにする
ルーターの電源が入らなければWi-Fiは使えないので、スマホがWi-Fiスポットを検索しないよう、設定をオフにしておきます。

(5)Bluetoothをオフにする
イヤホンなどのBluetooth機器を使っていないときは、こちらもオフに。

(6)位置情報サービスをオフにする
家族全員の安全を確認し、地図アプリやGPSを使う必要がなくなったら、位置情報サービスはオフにしておきましょう。

◆停電時のお役立ちアイテム

復旧の目処が立たない大規模停電に備え、モバイルバッテリーなどの便利アイテムを用意しておくのも手。乾電池で充電するタイプから、持ち運びに適した手のひらサイズのコンパクトモデル、5回以上フル充電ができ2台同時充電も可能なモデルまで、さまざまなタイプがあるので、必要に応じてセレクトしてみてください。

おすすめは、ソーラーパネルのついた防水タイプの大容量バッテリー。なかにはLEDライトつきのモデルもあります。太陽光だけで充電するにはかなりの時間を要しますが、いざというときには重宝するはずです。

有事の際あわてずにすむよう、スマホのバッテリーは最適な状態に保っておきたいものです。バッテリー劣化を防ぐには、以下の記事も参考にしてください。

うっかりやってない? スマホの充電時にやってはいけない5つのNG
【2018年版】故障やバッテリー劣化の原因に!? スマホ本体が熱くなる原因と4つの対処法

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