
スマホの電源ボタンが反応しない時と陥没時の対処法
2019/07/07AndroidやiPhoneなどスマホを使っていて、ふいに画面が固まったり、画面が暗転してしまったりすることで、電源ボタンが反応しなくなることがあります。電源ボタンが反応しないとなにかと不便なので、早めに対処しておきたいところ。
本記事ではスマホの電源ボタンが反応しない時の対処法と陥没した時の対処法をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
スマホの電源ボタンが反応しなくなるケース
スマホの電源ボタンが反応しないと言っても2つのパターンがあります。
・電源ボタンが物理的に押せない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
動作が重くてボタンが反応しない
スマホの動作が遅くなることで電源ボタンが反応しないケースがあります。実際には反応しているものの、処理速度がとても遅くなっている状態です。反応が無いように感じるため、何度も電源ボタンを押してしまい、そのまま再起動に入ってしまうようなケースや、画面が固まったり、暗転してしまうケースがあります。
電源ボタンが物理的に押せない
筆者も実際に体験したのが、電源ボタンが物理的に押せなくなるケースです。電源ボタンが物理的に押せなくなると言うと、想像しにくいかもしれませんが、電源ボタンが陥没してしまうと押せなくなってしまいます。筆者は電源ボタンが押せない状態で半年間そのまま使っていましたが、充電が切れた時点で起動できなくなるので早めに対応することをおすすめします。
スマホの電源ボタンが反応しない時の対処法
スマホの電源ボタンを押しても反応しない時は、主にスマホの動作や処理が遅くなっていることが原因です。ここからは電源ボタンが反応しない場合に試したい対処法をご紹介していきます。対処法は以下の4つです。
・強制再起動をする
・キャッシュを削除する
・アプリを強制停止する
一時的な解消法から、予防を含めた対処法もあるので試してみてください。順番に見ていきましょう。
スマホを再起動する
まずはスマホを再起動させましょう。スマホの動作が重い時やフリーズが起きているなどの不具合は、一時的な不具合であるケースが多く、再起動することで解消できることがあります。何かしら不具合を感じた際には再起動を試すようにしてみてください。
スマホは一度電源を入れてしまえば、長時間電源を入れっぱなしになるため、熱がこもってしまうことで不具合が起きやすくなります。一度電源を落としたらしばらく時間を空けてから再起動するようにしましょう。
Wi-Fiルーターを再起動する方法と効果|ネットの調子が悪い時に再起動するべき理由とリセットとの違い
強制再起動をする
電源ボタンそのものが反応せず、再起動ができない場合は強制再起動を試してみてください。スマホは強制的に再起動をかけることができ、方法は機種ごとに異なります。Android端末では電源ボタンと音量ボタンの同時押しというパターンが多く、iPhoneは電源ボタンとホームボタンの同時長押しで強制的に再起動がかけられます。
ただし、強制再起動は正規の終了手続きを踏まないため、直前まで利用していたアプリや写真などが保存されない場合もあります。通常の再起動ができない場合に限って試すようにしてください。
キャッシュを削除する
再起動でおおかたのことは解消されますが、単に挙動が重い程度などの現象であれば、キャッシュの削除をしてみてください。サイトやアプリを開くと、サイトやアプリの情報がキャッシュとしてストレージに一時的に保存されます。キャッシュを保存することで、次にサイトやアプリを開く時に動作が速くすることができます。しかし、キャッシュが貯まりすぎることで逆にスマホ動作が遅くなるケースもあるため、削除することでスマホの動作が改善される可能性があります。
キャッシュクリアの方法をブラウザごとに解説
アプリを強制停止する
アプリを強制停止することで、動作が改善する可能性があります。スマホのアプリは使っていなくてもバックグラウンドで動いているものがあり、バックグラウンドで動いていることでスマホの処理が遅くなってしまうことがあります。これを強制停止することで、スマホの動作が解消されます。
しかし、バックグラウンドの動作を停止させてしまうことで、正しく動作しなくなるアプリもあるため、強制停止は慎重に行いましょう。使わないアプリが残っている場合にはアンインストールしてしまうことをおすすめします。
スマホの動作が重い・通信が遅い時にすぐできる10の解消方法
電源ボタンが押せない時の対処法
電源ボタンの反応の問題ではなく、物理的に電源ボタンが押せない時の対処法もご紹介していきます。
・指紋認証や音声ボタンで画面をつける
・スマホの充電に細心の注意を払う
順番に見ていきましょう。
スマホを修理に出す
電源ボタンが押せなくなった時には、スマホを修理に出すようにしましょう。物理的に電源ボタンが押せないからといって、自分で修理しようとしてデータを消失してしまうようなことがないように注意しましょう。とはいえ、すぐに修理に出せないことも多いので、修理に出すまでの間の対処法もみておきましょう。
指紋認証や音声ボタンで画面をつける
電源ボタンが押せなくなっても画面をつけることは可能です。指紋認証を設定していれば、スマホが反応して画面をつけることができます。また、音声ボタンを押して画面をつけてから暗証番号を手入力することでロックを解除することもできます。突然、電源ボタンを押せない状況に陥った時の一時対応としては指紋認証や音声ボタンを活用しましょう。
スマホの充電に細心の注意を払う
電池がなくなって電源が落ちてしまうと、充電しても電源ボタンが押せないため起動することができなくなってしまいます。また、電源ボタンが押せない状況だと画面の点灯が長時間になってしまい、電池の消費が激しくなってしまいます。画面の点灯時間を短く設定したり、アプリはなるべく使わないようにするなど、スマホの充電が無くならないように細心の注意を払いましょう。
まとめ
本記事では、電源ボタンが反応しなくなった時の対処法をご紹介しましたが、いずれを試しても問題が頻発するようであればスマホのショップで見てもらうようにしましょう。ショップで見てもらった結果、最悪スマホそのものを交換する必要が出てくる可能性があります。
その時には事前にスマホのデータをバックアップしておくことをおすすめします。大切なデータを消失させないよう、万が一に備えておきましょう。
スマホが壊れた!修理に出す前に最低限これだけはやっておくべきことリスト