【LINE】地方税や自動車税などの税金支払いがLINE PayでOKな時代に!?

2019/03/14

LINEアプリの「LINE Pay」で、面倒な納税が簡単・お気軽に済ませられる? 2018年11月の大阪市を皮切りに、2019年1月からは神奈川県や千葉県市川市など、全国に利用が広がる「LINE Pay」納税とは、どのようなサービスなのでしょうか。

◆話題のバーコード決済が納税でも利用可能に

なにかと敷居が高い印象もあった“納税”が、もはや“儀式”のようなものではなく、スマホとLINEでお手軽にポン、でOKなことをご存知ですか?

といっても残念ながら、現段階では日本全国すべての地域、どの税金も、というわけにはいきません。ちょっと例を挙げてみると、

・神奈川県:自動車税、個人事業税、不動産取得税
・大阪市:すべての市税に対応(5万円未満)
・千葉県市川市:市県民税、固定資産税、都市計画税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税、各種の保育料・管理料・使用料など(5万円未満)

など、まだまだ利用できる自治体と税金が限られることもたしかです。

が、2019年度中には、“LINEで納税”な動きがさらに広がると予想されます。皆さんも、意識しておいて損はないはずですよ。

こうした“LINEで納税”は、すべて「LINE Pay」を利用します。

ご存知のように、「LINE Pay」はLINEユーザー向けのスマホ決済アプリ。バーコードやQRコード決済とも呼ばれる支払い方法です。スマホをお財布代わりにする方法に加えて、ほかの同決済方式にはない、プリペイド式「LINE Pay カード」が使えることも特徴のひとつでしょう。

でも、納税でバーコード? そこが“LINEで納税”のポイントなのです。

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◆「LINE Pay」利用者なら納税が1分で完了!?

「LINE Pay」での納税に対応する自治体では、送付される納税通知書に支払い用バーコードが記載されているはず。

利用者は、店でバーコード・QRコード決済をする際と同じように、このバーコードをスマホの「LINE Pay」で読み込むわけです。

正確には「LINE Pay 請求書支払い」というサービスになります。利用手順は、簡単そのもの。

(1)スマホの「LINE」で、お財布マークの「ウォレット」タブから「請求書支払い」をタップ
(2)コードリーダーが立ち上がるので、請求書のバーコードを読み取る
(3)内容を確認して支払手続きへ
(4)パスワードを入力(LINE Payでの送金・出金時に必須)
(5)完了。LINEアプリに確認メッセージが届けばOK

事前に「LINE Pay」利用者登録が必要で、コンビニなどでチャージしておかなければならないものの、いつでもどこでも使い慣れた「LINE」で納税OKな気軽さは、ちょっと癖になりそう!? 自治体には、敷居が低くなることでの納税率アップというメリットもあるようです。

ちなみに、手数料は無料です。自治体によるのでケースバイケースとはいえ、おそらく今後も“納税手数料:無料”が原則になりそうです。

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◆「LINE Pay」を利用した納税時に気を付けるべきは…

ただ、ちょっと注意しなければならない点もあります。

・領収証書は発行されない。必要な場合は、従来通り金融機関やコンビニで納付する
・納付書の納付期限が過ぎていると利用不可
・PCやタブレット、フィーチャーフォン(ガラケー)からは利用不可


金融機関やコンビニ、あるいは「Yahoo!公金支払い」などのネット納税と違い、1日でも納付期限を過ぎているとNG。うっかりミスが通用しないので、注意しましょう。

※記事内容は2019年2月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。

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