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意外と知らない「ファンクションキー(F1~F12キー)」の一覧と使い方

2023/02/09

わかっているようで、実は一部しか知らないかもしれない、ファンクションキーの多機能さ。改めて用途を整理すると、「こんなことが簡単にできるのか」と驚かされるキーもあります。ノートパソコンで多用する「Fn」キーとの組み合わせや、「Fnロック」機能も覚えておくと便利ですよ。

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キーボード最上段の「Fn」キーは便利で多機能

Windowsパソコンのキーボード最上段にズラッと並ぶ「F1」~「F12」と刻印されたキー群、これが「ファンクションキー」と呼ばれるキーです。かつてのMS-DOSや初期Windowsでは必須ともいえるキーで、面倒な動作を簡単化してくれる、魔法のキーでもありました。

スマホ世代の中には、ファンクションキーを一度も使ったことがないユーザーも少なくないと思います。「このFnキーって、何のためにあるの?」などという声も聞こえてきそうです。

そもそもファンクションキーには、ほかのキーとは異なる特別な機能が割り当てられています。ソフトウェアによって独自の機能が割り付けられているケースもあり、その多くは日本語入力に関する機能となっています。

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各ファンクションキーでは何ができる?

まずはF1~F5キーに関して、Windowsで割り当てられた基本機能をおさらいしておきましょう。

・「F1」:ヘルプ表示。デスクトップ画面では「Windowsヘルプとサポート」、ソフトウェア上では各ヘルプが起動

・「F2」:
ファイルやフォルダー、アイコンの名称を変更。選択状態でF2を押すと、当該部分が反転状態に

・「F3」:
ファイルやフォルダーの検索。デスクトップでは検索チャーム、ブラウザ上では「ページ内検索」窓が起動

・「F4」:
ウィンドウのアドレスバーを表示。
    *Internet Explorer、マイコンピュータ、エクスプローラー限定

・「F5」:
更新。ブラウザ上では、そのページ(タブ)が再読込される


アクセス過多で重いWebサイトに使われるネットスラング「F5連打」は、再読込の繰り返しを意味します。

続いて後半の「F6」~「F10」キー。文字入力に関連した機能がまとめられていて、日本語で入力した文字について各キーを押すことで、以下の操作が可能です。

・「F6」:ひらがなに変換

・「F7」:
カタカナに変換

・「F8」:
半角カタカナに変換

・「F9」:
全角アルファベットに変換

・「F10」:
半角アルファベットに変換


使わない方はまったく使わない機能でしょうが、逆に使い慣れると、便利で手放せなくなるキーかも?日本語のまま全角で打ってしまったアルファベットも、「F10」で一気に半角化できます。

最後の2つ、「F11」と「F12」には特殊機能が割り当てられています。

・「F11」:そのウィンドウを全画面表示化。もう一度押すと、元のサイズに戻る

・「F12」:
名前をつけて保存。*Office限定
 

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ノートパソコンではファンクションキーの「Fnロック」が便利

ここまではファンクションキーの基本ですが、キーの配置に制限があるノートパソコンでは、音量や画面の明るさなど、専用の機能もファンクションキーに割り当てられています。

最上段のキーボードに音量マークなどがついているのを見たことがあると思います。この機能を使うには、通常、キーボード左下付近にある「Fn」キーを活用します。

・「Fn」キーを押しながらファンクションキーを押す

この操作が一般的な使い方ですが、ファンクションキーをFnロックすることでも、こうした専用機能が動作します。多くの機種では、以下の操作でロックがかけられます。

・「Fn」「Esc」の両押し

 

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ノートパソコン特有の機能を使いたい時のちょっと便利な設定方法

どちらのファンクションキーの使い方も便利なのですが、もし使い分けが面倒だという人は、パソコン起動時のBIOS画面で、Fnロックの可否を切り替えることもできます。通常のファンクションキー機能は使わず、専用機能だけを利用したい場合などは、BIOSで設定しておくと便利です。

設定方法(=BIOSの項目)は、たとえばDELLなら「Function Key Behavior」、HPなら「Action Keys Mode」が該当。メーカーによって異なるため、利用する際は調べてみましょう。

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