
台風や豪雨災害被害を防ぐために入れておきたいおすすめ防災アプリ・サービス7選
2022/09/23毎年のように発生する大雨や台風といった風水害の被害を防ぐために、入れておきたい防災アプリ・サービスを紹介していきます。特に災害の多い地域に住んでいる人は、事前の備えを充実させておくと安心です。
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近年に発生した風水害の事例
近年、毎年のように全国各地で台風や豪雨といった災害による被害が発生しています。
自分が住んでいる場所でいつ風水害が起きるか分からない以上、事前の備えが肝心となります。
では、ここ数年でどのような風水害が発生しているか、具体的な事例を見ていきましょう。
【2020年12月】北日本〜西日本豪雪
2020年12月14日〜21日にかけて、強い冬型の気圧配置によって上空に強い寒気が流れ込み続け、北日本から西日本の日本海側を中心に断続的に雪が降りました。
特に群馬県では降雪量歴代全国1位を更新する大雪にまで発達するなど、北関東や北陸、東北地方で記録的な積雪となり、車両の立ち往生や通行止め、鉄道の運休、航空機などの交通障害が発生しました。
参考:気象庁「強い冬型の気圧配置による大雪 令和2年(2020年)12月14日~12月21日(速報)」
【2020年7月】令和2年7月豪雨
2020年7月3日から7月31日にかけて日本付近に停滞した前線の影響により各地で大雨が降り、広範囲で人的被害や物的被害が発生しました。
特に、九州地方では記録的な豪雨に発達し、大河川での氾濫が相次ぎ、土砂災害や低地での浸水といった被害が多く発生しました。
参考:気象庁「令和2年7月豪雨 和2年(2020年)7月3日~7月31日(速報)」
【2018年6月】西日本豪雨
2018年6月28日~7月8日にかけて西日本に停滞した前線や台風第7号の影響により、西日本を中心に広範囲で記録的な大雨になりました。
7月の月降水量平均値の2〜4倍もの大雨になった地域もあり、これらの影響で河川の氾濫や浸水害、土砂災害などが発生し、死者・行方不明者が多数となる甚大な被害が生じました。
参考:気象庁「平成30年7月豪雨(前線及び台風第7号による大雨等)平成30年(2018年)6月28日~7月8日」
災害被害を防ぐために入れておきたい防災アプリ・サービス7選
ここでは災害被害を防ぐために入れておきたい防災アプリ・サービスを紹介していきます。
今回ピックアップしたのは以下の7個です。
・キキクル
・川の防災情報
・土砂災害マップ
・Yahoo!防災速報
・NHKニュース・防災
・自治体が提供する防災アプリ
・ココダヨ(COCODAYO)
それぞれどのようなサービスなのか詳しく見ていきましょう。
キキクル
「キキクル」は気象庁が2021年6月30日から提供し始めたサービスで、大雨による災害発生危険度をリアルタイムで確認できるサービスです。
強い雨が降った際に土砂災害や浸水害、洪水災害といった被害の危険度をマップ上の色によって確認できます。
リアルタイム〜数時間先の危険度予測もチェックでき、今自分のいる場所が危険かどうか確認し、避難するかどうかの判断が可能となります。
キキクルとは?災害発生の危険度をチェックし自主避難を判断する方法
川の防災情報
「川の防災情報」は、国土交通省が運営しているサービスで、リアルタイムで全国各地にある河川状況が確認できます。
24時間・365日、各河川の水位が観測でき、雨量や水位変化、警報や予測など細かい情報が確認できるため、大雨による浸水・洪水リスクが高くなる川の近くにお住まいの方は、このアプリを入れておくと安心です。
【保存版】自分を守る!近所の河川の水位や地域の災害情報をスマホで確認する方法
土砂災害マップ
「土砂災害マップ」は、国土交通省が運営するサービスで、過去の災害被害事例に基づき、災害リスクの高い場所を地図上に表示しています。
大雨や台風といった災害が起きた際にリスクが高まる場所を事前に把握しておくことで、災害時の対応や避難ルートの確認などが可能になります。
土砂災害警戒マップの見方と災害に備える方法
Yahoo!防災速報
「Yahoo!防災速報」は、地震や津波、豪雨、土砂災害といった情報をプッシュ通知で伝えてくれるアプリです。
公的機関や自治体が発する注意報・警報を速やかに把握でき、地震発生ごとの津波予測やゲリラ豪雨による注意喚起も知らせてくれるので事前準備も可能です。
プッシュ通知で「スマホに通知をする」という形で伝えてくれるので、災害を速やかに把握できます。
NHKニュース・防災
「NHKニュース・防災」は、NHKが発信する総合防災ニュースアプリです。
全国にネットワークを持ち、災害時の報道で全国にネットワークを持つNHKが最新の災害情報を届けてくれます。
ライブ動画なども発信しているので、災害の状況を目で確認しながら、適切な行動を判断することもできます。
自治体が提供する防災アプリ
自治体が提供している「東京都防災アプリ」など、防災アプリも入れておくと便利です。
ローカルでより細かい情報が確認でき、防災マップや災害への備えに関する情報など、総合的な情報を発信しています。
ココダヨ(COCODAYO)
「ココダヨ(COCODAYO)」は、緊急地震速報を素早く通知をしながら避難所への案内をしてくれるサービスです。
災害が発生した際に登録したメンバーの位置情報を確認することができるので、家族の状況を把握することができます。
グループチャット機能を災害時の伝言板として使うこともできるので、家族の安否や居場所の確認のため入れておくと安心です。
災害の影響を受けにくい光テレビの利用もおすすめ
災害が発生したときは、何よりも「最新情報を収集する」というのが重要になります。
テレビやラジオ、ネットを通じて情報は収集できますが、災害時には通信インフラが影響を受けるなど満足に利用できないケースも考えられます。
そのため、台風や大雨といった災害が多い地域にお住まいの方は、アンテナ設備の必要がない「光テレビ」の利用がおすすめです。
光テレビはアンテナではなく、光ファイバーによって放送を受信するので、大雨や台風の影響を受けにくく、情報を収集するのに適しています。
ニフティが提供する「@nifty光テレビ」は、地上デジタル/BSデジタル/CSの全チャンネルの受信に対応しており、リーズナブルな月額料金で利用できるのが魅力です。
日常利用もでき、アンテナ設備の必要がない光テレビへの切り替えを検討されてみてはいかがでしょうか。
※2022年1月時点の情報です。
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