
スマホが壊れた!修理に出す前に最低限これだけはやっておくべきことリスト
2018/01/26 遠藤 政樹以前に比べたらスマホの耐久性も上がり、壊れにくくはなっていますが、それでも不意の故障というものは付きものです。万が一、壊れたときには端末を修理に出すことになりますが、その前に! これだけは最低限やっておきたいという項目をまとめました。
◆スマホが故障しても、あわてず騒がずやるべきことを確認!
スマホが故障したときは、ちょっとしたパニックとなってしまい、あわてて修理に持っていこうとしてしまいませんか?
もちろん修理には出すのですが、ショップなどに持っていったとき、「端末のデータが初期化してしまうかもしれませんがいいですか」といったような同意書にサインするよう確認されます。
これはスマホを修理に出した際、データが流出したりすることを防止するためで、連絡先やメール、さらにはLINEなどのアプリに関してもすべて初期化されてしまうことが一般的です。知らないまま壊れたスマホを持っていくと、二度手間になってしまったり、最悪データの取り返しがつかなくなってしまいます。
では、「修理に出す前にやっておくべきこと」を、まずは一覧にまとめてみます。
□データのバックアップを取る
□Googleアカウント / Apple IDを確認
□TwitterやFacebookなどのID・パスワードをメモ
□アプリ類で必要なものは個別にバックアップ
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◆スマホ本体のデータはGoogleサーバーやiCloudでバックアップ
なによりも真っ先にやっておくべきは、連絡先をはじめとする「データのバックアップ」ですね。
壊れていても多少動くようであれば、自分が使っている端末や利用状況に合わせて、下記のいずれかの方法でバックアップを取りましょう。
・SDカードに保存
・Googleアカウントと同期
・iTunesまたはiCloudと同期(iPhone)
Googleアカウントと紐付けされている情報やアプリデータ、その他設定などは、端末の「設定」から「バックアップとリセット」を選べば、Googleサーバー上にバックアップしてくれます。端末が修理から戻ってきたら該当のアカウントでログインするだけで、データを復元できるのでオススメです! iPhoneも同様に、iCloudを使った方法が便利です。
また、アカウントと紐付けたバックアップが面倒だという人は、SDカードにデータを保存して移行に備えましょう。
ただし、どのケースも壊れた端末が動けば……の話です。いざという時に備えるため、こまめにバックアップは取っておくようにしたいものです。
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◆LINEやTwitter、Instagramなどは端末初期化でどうなる?
スマホ本体に保存されているデータのバックアップは、多くの人がしっかりと取る傾向がありますが、意外に忘れがちなのが、アプリ関連のデータです。特に連絡ツールとして欠かせないLINEは、データが消えたら一大事です!
とはいえ、LINEに関しては端末ではなくサービス側にデータがありますから、スマホが初期化されてもアプリを再インストールして同じアカウントでログインすれば、トーク以外の内容はほとんど復活します。
修理して戻ってきた端末であれば、初期化されていてもアプリを立ち上げた際に番号認証さえすれば、アカウントを継続して使えます。
ただし、代替機を使ったり修理できずに端末を変更する際は、機種変更と同じく、アカウント情報の引き継ぎ作業が必要になりますので、やはり修理に出す前に「メールアドレス登録」か「Facebookアカウント認証」のどちらかを設定しておきましょう。
ちなみに、パソコン版のLINEであれば、修理中でスマホが手元になくてもLINEを使うことが可能です。もしものときはうまく活用しましょう。
また、トーク履歴を取っておきたい場合、保存しておきたいトーク画面から「トーク設定」を開き、「トーク履歴をバックアップ」をタップすればバックアップされます。それをSDカードやクラウド上、USBケーブルをつないでパソコンに移すなどしておけば、元の端末を初期化しても移行することができます。
その他、たとえばTwitterやFacebook、Instagramなどは、基本的にはWeb上のサービスなので、IDとパスワードさえ覚えておけば、アプリを再インストール後にログインするだけでアカウントは復旧します。
また、ゲームアプリなどに関しては、各アプリでバックアップまたは引き継ぎ方法が異なりますので、消したくないデータがあれば、事前にアプリ内でやり方をチェックしておきましょう。
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◆GoogleアカウントやApple IDの確認も忘れずに!
ここまで対処しておけば、たいていのデータは守られるはずです。
ただし、忘れてはならないのがAndroidならGoogle アカウント、iPhoneならApple IDです。
GmailやCloudメールは使っていないから関係ないと思う人もいるかもしれませんが、アプリの決済履歴やデータなどは、これらのアカウントで管理されています。アカウントやログインパスワードは、しっかりと確認&メモしておきましょう。
故障しない越したことはありませんが、いつ起きるかわからないのが故障です。万が一に備えて、データ類のバックアップやID・パスワードの管理は、しっかりしておきたいですね。
※記事内容は2017年12月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。
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