
「Netflix」の通信量オーバー対策は「再生設定」に注目! これで通信制限も回避
2020/06/15スマホやタブレットで、定額制の動画配信サービスを楽しんでいる人は多いと思いますが、気をつけたいのがデータ通信量。自宅の光回線をWi-Fi経由で接続していれば大丈夫ですが、モバイル回線を使って動画を見ていると、あっという間にデータ通信量の上限になり、通信速度に制限がかかってしまいかねません。通信量対策はいくつかありますが、試してみてほしいのが画質の調整。
今回は「Netflix」(ネットフリックス)を例に、動画再生時におけるデータ量の削減・節約方法を解説します。
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Netflixのデータ消費量は「1時間あたり平均1GB」
まず、Netflixで映画やドラマといった動画を視聴した際のデータ量を確認しておきましょう。Netflix公式ページによると、動画を見る際のデータ量に関しては、「1時間あたり約1GB」(※標準画質/ストリーミング)と言及されています。
必要なデータ量は画質によって異なり、
Netflixデータ使用量
・低画質:0.3GB
・SD画質:0.7GB
・HD画質:最大3GB
・UHD 4K画質:最大7GB
といったように、ストリーミング視聴時の1時間あたりのデータ使用量が提示されています。数値を見てわかるように、画質が高解像になるほどデータ消費量は増加する傾向に。実際に画質設定を「自動※」に設定して、消費データ通信量を計測してみました。
※インターネットの通信速度に合わせて最高画質を自動調整する設定
・1時間:約500MB
こうして見ると、思ったよりデータ消費量は少ない印象ですが、例えば2時間の映画を1本鑑賞すると約1GB、1日に1本ずつ観ると1週間で7GBとなります。速度制限がかかると、標準画質であるSD解像度でも見づらくなってしまいます。
モバイル環境だけで視聴するなら、より大容量なプランに変更するかデータ量を抑えるために画質を下げるといった手段を検討しましょう。
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Netflixの再生設定を変更してデータ通信量を節約
ヘビーユーザーであればプラン変更が一番効果的ですが、できれば月額の通信費は増やしたくない。そんな人は画質の変更を試してみてください。設定方法は次の通り。
(1)公式サイトでアカウントページにアクセス
(2)「プロフィールとペアレンタルコントロール」から「プロフィール名」→「再生設定」の順にクリック
(3)各画質から選択
回線状況などにも左右されますが、画質を下げるほどデータ使用量は減り、低画質であれば高画質と比べて10分の1までデータ量を抑えることが可能。(画質の上限は視聴プランによって異なる)こうしておけば、通常よりも長い時間動画を楽しめるようになります。
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モバイルデータ使用量を手動設定できる機能にも注目
Netflixのアプリには、モバイルデバイスでサービスを利用する際、ユーザーがモバイルデータ使用量を手動で設定できる機能もあります。設定するにはスマホやタブレットでNetflixアプリを立ち上げ、次の手順を実行してください。
自動設定では1GBあたりの視聴時間は約4時間ですが、使用量を少ないものに設定すればさらに長い時間の視聴ができるように。もしモバイルWi-Fiルーターや自宅の光回線でWi-Fiを使って視聴する際は、「Wi-Fiのみ」を選べばWi-Fi接続時のみストリーミング再生するようになるので、データ通信量の節約につながります。
量をとるか質をとるかの話ではありませんが、どうしても低画質な動画を見るのは嫌……という人以外は、画質を下げて長時間見るという方法は有効。試してみる価値はあるでしょう。高画質で楽しみたいという人は、光回線の導入といった通信環境の構築を考えてみてください。
動画配信サービスをストレスなく楽しむには、快適なインターネット環境が重要。そしてその快適さの基準は、「下り」の通信速度にあります。
上り下り最大1Gbps(理論値)の高速・高画質・大容量インターネットであり、時間帯による混雑問題に対応する次世代通信方式「IPv6接続」を採用している「@nifty光」は、注目の光回線の一つです。
さまざまな特典も用意されているので、この機会により快適な光回線への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
※2020年6月時点の情報です。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。
※本文中に記載されている回線速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。
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