Wi-Fiに影響する電波干渉とは?干渉する家電と対処方法

2021/02/03

Wi-Fi環境の使用や構築をするうえで、見落とされがちな電波干渉。

電波干渉は身近な家電が原因で発生するので、Wi-Fiの通信状態が悪いと感じたときの原因に挙がります。デバイスやルーターを再起動してもWi-Fiの通信状態が悪いのであれば、電波干渉が起きている可能性が高いです。

電波干渉への対処法はいたって簡単なので、Wi-Fiの調子が良くないときは試してみてください。

この記事ではWi-Fiの電波干渉とはどのような状態なのか、電波干渉が発生した場合の対処方法を解説します。

Wi-Fiの電波干渉とは

一言で説明すると、Wi-Fiの電波干渉とは「Wi-Fiと家電の電磁波が干渉して、通信状態が不安定になる状態」を指します。

Wi-Fiの電波には以下2つの周波数帯があり、設定するときにどちらを使用するか選択できます。

・2.4GHz
・5GHz

2.4GHzは昔から用いられている周波数帯ですが、家電製品を動作させる電気信号にも使用されています。周波数帯が同じ電波が飛び交うと、双方が干渉して通信不良を招きかねません。

そのため、近くに生活家電がある状況でWi-Fiを使用すると、電波干渉が起きて通信不良が起こる可能性が高くなります。

また集合住宅では、隣の住居に飛んでいるWi-Fiと干渉する場合もあります。家電への対策をしてもWi-Fiの通信状態が悪いときは、これが原因の可能性があるので注意が必要です。

Wi-Fiの電波干渉が起きて生じる症状

Wi-Fiの電波干渉が起きたときに生じる症状は、主に以下の2つです。

・通信速度が急激に低下する
・インターネットに接続できない

家電製品が近くにありウェブサイトや動画の読み込みが遅い、ネットが繋がらない場合、電波干渉が原因の可能性が高いです。

家電から離れて症状が解消されるのであれば、電波干渉が原因と見ていいでしょう。

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Wi-Fiの電波干渉に影響する可能性のある家電リスト

Wi-Fiの電波干渉を引き起こす原因となる家電製品は、主に下記の5つです。

・テレビ
・電子レンジ
・IHクッキングヒーター
・コードレスの固定電話
・Bluetooth機器

上記の生活家電では周波数帯がWi-Fiと同じ2.4GHzの電気信号が使われていて、電波干渉の原因となります。家電を動作させていなければ問題はありませんが、電源を付けるとWi-Fiとの電波干渉が起こりやすくなります。

Bluetooth機器も電波干渉の原因となるアイテムで、無線イヤホンやマウスなどを使用しているなら注意が必要です。

Wi-Fiの電波干渉の対処方法

Wi-Fiの電波干渉を防ぐ方法は、周波数帯の切り替えです。集合住宅に住んでいるのであれば、加えてWi-Fiのチャンネル数も変更しておくといいでしょう。

使用する周波数帯の切り替え

もっともベターな対処法は、Wi-Fiの周波数を5GHzへ切り替えることです。5GHzは家電製品の電気信号では使われておらず、電波干渉が発生する可能性が低いです。

2.4GHzから5GHzへ切り替える方法はシンプルで、接続するWi-FiのSSIDを変更するだけで完了します。詳しい周波数帯の切り替え方法は下記の記事で解説しているので、併せて参考にしてください。

Wi-Fiの周波数2.4GHzと5GHzとの違い

全ての無線LANルーターで5GHzへの切り替えができるわけではありません。古い機種や低スペックモデルには、2.4GHzしか使用できないものが多いです。そのため、電波干渉を避けたいのであれば、5GHzを使用できる無線LANルーターを導入してください。

使用している無線LANルーターが5GHzに対応しているかは、本体の側面や底面に貼られているシールを見ると確認できます。5GHzに対応していれば、複数のSSIDが記載されています。

記載されているSSIDが1つだけだと、2.4GHzしか利用できません。

 

5GHzにも弱点がある

5GHzのWi-Fiにも弱点があるので、注意しなければいけません。

2.4GHzと5GHzの長所と弱点を表にまとめてみました。

周波数帯

良いところ

弱点

2.4GHz

壁や柱があっても広範囲に電波が届く

・電波干渉のリスクがある
・通信速度は5GHzに劣る

5GHz

・家電との電波干渉が起きない
・2.4GHzよりも通信速度が優れている

壁や柱があると電波が届きにくくなる

 

5GHzの良いところは通信速度が優れていて、電波干渉が起きにくい点です。しかし、壁や柱に遮られやすく、ルーターから離れると届きにくい弱点があります。5GHzを使用して電波が届きにくいときは、2.4GHzを使って対処する必要があります。

無線LANルーターとの距離や電波の届き具合を見ながら、上手に2.4GHzと5GHzを使い分けるといいでしょう。

 

集合住宅でおすすめ:Wi-Fiのチャンネル数を変更する

集合住宅に住んでいる場合、5GHzを使用していても電波干渉に注意しなければいけません。隣の住居で5GHzのWi-Fiが使われていると、自宅のWi-Fiと干渉してしまうからです。

もし5GHzを使用していて電波干渉が起きていると考えられるのであれば、チャンネル数を切り替えてみてください。

チャンネル数の切り替え方法は無線LANルーターの製品ごとに異なりますが、基本的な手順は同じです。@nifty光でレンタル提供されているWSR-1166DHPL2を例にすると、基本的な手順は下記の通りになります。

1.Wi-Fiに接続しているデバイス上で無線LANルーターの設定ツールを立ち上げる
2.「無線LAN」を選択
3.「チャンネル」の項目でチャンネル数を変更する
4.「設定」を選択


おすすめの設定方法は、③でチャンネル数を自動にしておくことです。

チャンネル数の設定を自動にしておけば、その状況に応じたチャンネル数になり電波干渉が起きる可能性が低くなります。

まとめ

この記事では、Wi-Fiの電波干渉について解説しました。

Wi-Fiの電波干渉とは、Wi-Fiの家電の電磁波が干渉してネットの通信不良が起きる現象です。テレビや電子レンジなどの家電、Bluetooth機器が近くにあると、電波干渉が発生しやすいので注意してください。

電波干渉を防ぐには、周波数帯が5GHzのWi-Fiを使う方法を試すのがベターです。5GHzは家電には使われていない周波数帯なので、電波干渉する可能性は極めて低いと言えます。

ただし、5GHzを使うには、対応の無線LANルーターが必要です。もし2.4GHzしか使用できない無線LANルーターを設置している場合、対応ルーターを用意しなければいけません。

もしそんな状況なのであれば、思い切って通信環境自体を改善させてみる方法もおすすめです。通信環境を改善する場合、@nifty光への乗り換えがおすすめです。

@nifty光では、2.4GHzと5GHzの両方を使用できる無線LANルーターを最大25カ月間無料でレンタルできます。

さらに@nifty光は通信混雑の影響を受けにくいIPv6接続対応で快適通信が可能なので、ネット環境を改善したい人は検討してみてはいかがでしょうか?

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