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シニアにこそおすすめしたいスマートシューズとは

2022/01/20

シューズにセンサーを内蔵することで歩行時のさまざまなデータを収集し、歩き方の癖や改善方法の見える化ができるスマートシューズをご存知でしょうか。スマートシューズと言うと様々なツールを駆使しなくてはいけないとハードルが高く感じてしまいがちですが、シニア世代にこそおすすめしたいのがスマートシューズの利用です。

本記事では、スマートシューズでできることや、スマートシューズをシニアにこそおすすめする理由について詳しく解説していきます。

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スマートシューズとは?

スマートシューズとは、シューズの中にセンサーを搭載することで、歩行時のさまざまなデータを収集しながら、歩き方の特徴を見える化してくれるアイテムです。

シューズに取り付けた各種センサーによって、移動距離やタイムだけでなく、ストライドや着地の仕方といった歩き方の癖についても把握することができます。収集したデータはスマホアプリなどを通じて管理することができ、客観的な歩き方のデータを元に自分の癖や問題点を改善することも可能です。

主にスポーツ用品メーカーが販売しており、体組成計などのデータと組み合わせて健康管理などに利用されています。

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スマートシューズでできること

スマートシューズでできることを詳しく見ていきましょう。主に以下の3点が挙げられます。

・歩き方の詳細なデータを収集できる
・自分の歩き方の癖を把握して負荷の少ない歩き方に改善できる
・筋肉の衰えを検知して転倒の危険を事前に知らせる


では、それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。

歩き方の詳細なデータを収集できる

スマートシューズの主な機能は、前述したように歩行に関する詳細なデータを取るところにあります。スマートシューズには、さまざまなセンサーが搭載されており、歩く・走るといった動作のデータを細かく収集して分析することができます。

歩いた距離や時間、消費カロリーといった表面的な情報だけでなく、歩幅や着地の角度・衝撃、足裏の接地部分など、より細かい情報が収集できるようになっているのが特徴です。歩行時に足がどのように動いているのか、どこに負荷がかかっているのかなど、客観的なデータを使って把握することができます。

自分の歩き方の癖を把握して負荷の少ない歩き方に改善できる

スマートシューズを使って収集したデータを分析することで、自分の歩き方の癖を把握することができます。歩き方によって負荷が偏っている場合もあり、靴が合っていないために歩き方のバランスが崩れている可能性も考えられます。

ランニングをしている人は、より効率的な走り方を習得するための改善方法を知ることができ、より負荷の少ない効率的な走り方を身につければ、怪我の防止にも繋がります。身体への負荷を抑えて健康的な運動習慣を長く続けるという意味でも、正しい歩き方を身につけられるスマートシューズが役に立つでしょう。

筋肉の衰えを検知や転倒を家族に知らせる

スマートシューズはアスリートや健康志向の高いランナー向けの商品が中心となっていますが、医療や介護といった分野での活用も注目されています。

例えば、シニアがスマートシューズを使うことで、足の筋肉の衰えや痛みが生じている箇所などを検知したり、転倒した情報を家族に知らせたりすることができます。さまざまな歩行データを活用しながら健康指導を行うこともでき、より負荷の少ない歩き方を身につけるなど健康寿命を延ばすことに役立ちます。

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スマートシューズをシニアにおすすめする理由

シニアにこそスマートシューズをおすすめする理由として、以下の3点が挙げられます。

・正しい歩き方を身につけて無理のない運動習慣を身につけられる
・歩行パターンや筋肉の衰えを検知して問題の発生を未然に防げる
・GPSで家族に位置情報を届けられる


では、それぞれの理由について詳しくみていきましょう。

正しい歩き方を身につけて無理のない運動習慣を身につけられる

運動機能の維持や生活習慣病の予防のため、継続的な運動習慣がとても大切になってきます。しかし、身体に無理な負荷がかかっていると、怪我や慢性的な痛みにつながり運動を続けることが困難になってしまいます。

スマートシューズを使えば、歩き方に関するさまざまなデータから問題点を見つけ出し、より負荷の少ない正しい歩き方に改善することができます。正しい歩き方を身につければ、無理なく運動を続けることができるのでシニアの健康維持に役立てることができます。

歩行パターンや筋肉の衰えを検知して問題の発生を未然に防げる

歩行時に収集したデータから筋肉の衰えを検知することで、転倒の危険を事前に検知して問題の発生を防止することもできます。

筋肉の衰えによって段差に躓いたり、踏ん張りがきかずに足を滑らしてしまったりする危険性があるため、スマートシューズで危険を事前に検知して、健康指導や予防措置を行うことができます。

GPSで家族に位置情報を届けられる

スマートシューズについているGPS機能を使うことで、転倒事故や急病などで倒れてしまったときでも、家族に位置情報を届けることができます。外出時にトラブルが生じて転倒した場合でも、スマートシューズが異常を検知して、家族に位置情報を伝えることで、最善の対処をすることができるでしょう。

また、外出中に道に迷ってしまった場合でもGPSで位置を知らせることができるため、一人でお出かけすることが多いシニアの方も安心して外出することができます。

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スマートシューズを出しているメーカー

スマートシューズを販売している主なメーカーを紹介します。主なメーカーは以下です。

・アシックス
・アンダーアーマー
・ORPHE


それぞれの特徴をみていきましょう。

アシックス

アシックスでは、ソールにセンサーを内蔵することで走行時の着地パターンやかかとの傾き、接地時間、ストライド、着時の衝撃といった細かい情報を計測できるスマートシューズを販売しています。

リアルタイムの音声フィードバックが得られる機能もあるので、走りながらフォームを改善することも可能です。専用アプリを通じて、自分の走りを評価する機能も利用できるので、日々のトレーニングからより良い走り方を意識することができます。

アンダーアーマー

アンダーアーマーのスマートシューズでは、専用アプリを使用することで走ったルートをチェックしたり、収集したデータからパフォーマンス改善に役立つアドバイスが受けられたりする機能が利用できます。

さらに、ランニングシューズとしても卓越した履き心地を実現しており、シューズの重さを感じないほどの軽量性と優れた通気性によって、ランナーのパフォーマンスを引き出してくれるのも魅力です。

ORPHE

ORPHEのスマートシューズは、リアルタイムに走りを解析して音声フィードバックを受けることで、自分自身の走り方を客観的に把握しながら改善することができます。搭載されているセンサーも小型かつ軽量なので、着用時の違和感もありませんし、走行に影響を与えることもないでしょう。

アプリを通じて走りの変化を定量的に把握することもできるので、客観的なデータによって確実に走り方をアップデートさせることが可能です。

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スマートバンドと連動させてより便利に活用してみよう

スマートシューズを使う時は一緒にスマートバンドも使ってみるのがおすすめです。スマートバンドを使うことで、スマートシューズだけでは計測できない運動時の心拍数や消費カロリー、走行距離、走行ペースといったさまざまなデータを記録することができます。

さらに体組成計なども連動しているものを選べばより詳細なデータを取ることができます。歩き方・走り方に関するデータをスマートシューズで収集しながら、スマートバンドで運動データを記録し、体組成計で体重や筋肉量などのデータを所得すれば、より詳細な分析が可能となり、自分に合った理想的な運動習慣を身につけることができるでしょう。

スマートバンドに関しては以下の記事でより詳しく解説しているので、ぜひご覧にしてみてください。

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