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中継器のデメリットと注意点を解説│事例や対処方法は?

2024/12/04

Wi-Fiの中継器を設置するデメリットや注意点を解説します。

Wi-Fi中継器を設置して「通信速度が下がった」「通信が不安定になった」などの事例に対し、原因や対処方法を説明します。Wi-Fiの中継器を正しく使用するコツを理解しましょう。

 

Wi-Fi中継器とは?

Wi-Fi中継器とは、Wi-Fiルーターから発せられる電波を中継して、Wi-Fiの届く範囲を広げる機器です。

例えば、部屋数の多い家や2階、3階建ての家だと、1台Wi-Fiルーターで家中に電波を届けるのが難しいケースがあります。

電波が届かないと、通信が不安定になったり、通信が途絶えたりするため、Wi-Fi中継器を設置して、電波が届く範囲を広げることで、ネットを安定して利用できます。

Wi-Fi中継器を使うメリットをまとめると、主に以下の3点が挙げられます。

・電波の届く範囲を広くできる

・機器を設置するだけで簡単に導入できる

・導入コストも低い

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Wi-Fi中継器のデメリットや注意点を解説

Wi-Fi中継器を設置するデメリットや注意点は、主に以下の5点です。

 

1.通信速度が落ちる可能性がある

2.根本的な通信速度の改善はできない

3.ルーターと中継器の接続切り替えが上手くいかないことがある

4.電波干渉によって通信が不安定になりやすい

 

では、1つずつ詳しくみていきましょう。

 

1.通信速度が落ちる可能性がある

Wi-Fi中継器には、「シングルバンド」「デュアルバンド切り替え式」「デュアルバンド同時接続」の3種類があります。

「シングルバンド」「デュアルバンド切り替え式」の2つは、「ルーターとWi-Fi中継器の間」と「Wi-Fi中継器とデバイスの間」との通信で同じ周波数帯を使用します。

そのため、それぞれのデバイス間で通信を交互に切り替える必要があるため、通信速度が低下することがあります。

「デュアルバンド同時接続」は、2つの周波数帯を同時に使用できるため、通信速度の低下が防げます。

「シングルバンド」「デュアルバンド切り替え式」のWi-Fi中継器を利用している方は、Wi-Fi中継器からネットに繋げると通信速度が遅くなる可能性があるので注意してください。

 

2.根本的な通信速度の改善はできない

通信速度は、大元となるネット回線やWi-Fiルーターの性能に依存するため、Wi-Fi中継器だけでは通信速度の改善はできません。

Wi-Fi中継器はあくまでWi-Fiの電波が届く範囲を広げるだけなので、そもそもの通信速度が改善されることはありません。

そのため、通信速度が遅い時には、Wi-Fi中継器が原因なのか、Wi-Fiルーターやネット回線のスペックが原因かを検討してください。

 

3.Wi-FiルーターとWi-Fi中継器の接続切り替えが上手くいかないことがある

部屋の中を移動する時などに、Wi-FiルーターとWi-Fi中継器のどちらから接続するかの自動切り替えが、上手く行われないことがあります。

例えば、Wi-Fi中継器の方が近い距離にあるのに、Wi-Fiルーターと接続したままになっており、距離が遠くて通信速度が遅くなることがあるでしょう。

Wi-Fi中継器とWi-Fiルーターの接続先の切り替えは手動でもできますが、その場合でも、ひと手間がかかってしまいます。

 

4.電波干渉によって通信が不安定になりやすい

Wi-FiルーターやWi-Fi中継器の近くに電波を遮る壁や電波干渉を起こしやすい電子レンジなどの家電があると、通信が不安定になりやすいです。

Wi-Fi中継器を設置する際は、電波干渉を起こしやすい家電から離した場所に設置したり、専用のアプリなどを使って電波状況を調べてみたりしてください。

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Wi-Fi中継器で通信環境を改善する方法

Wi-Fi中継器の通信環境を改善する方法は、主に以下の5点です。

 

1.デュアルバンド同時接続方式のWi-Fi中継器を利用する

2.性能の高いルーターに買い替える

3.家の広さや間取りに合わせてWi-Fi中継器を購入する

4.Wi-FiルーターやWi-Fi中継器の置き場所を工夫する

5.Wi-Fiルーターを再起動する

 

お使いの使用環境に応じて、適切な対処方法を試してみてください。

 

1.デュアルバンド同時接続方式の中継器を利用する

Wi-Fi中継器を使う際に通信速度を下げたくない場合は、「デュアルバンド同時接続方式」の製品を選んでください。

「デュアルバンド同時接続方式」は、2つの周波数帯を使用して、「ルーターとWi-Fi中継器の間」と「Wi-Fi中継器とデバイスの間」との通信を別々の周波数帯で行うことができるため、通信速度が低下しません。

余計な通信処理をする必要がなくなり、通信速度を落とさずにデバイスまで電波を届けるため、快適にネットが利用できます。

 

2.性能の高いルーターに買い替える

根本的に通信速度が遅い場合には、Wi-Fiルーターの買い替えがおすすめです。

スペックの高いWi-Fiルーターに買い替えることで、通信速度を改善し、Wi-Fi中継器の効果を高めることができます。

古いWi-Fiルーターをお使いの場合は、買い替えを検討しましょう。

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3.家の広さや間取りに合わせて中継器を購入する

家の広さや間取りに応じて、効率的に電波が届くWi-Fi中継器の設置場所や設置台数を考えましょう。

Wi-FiルーターとWi-Fi中継器の距離が近すぎると、家の隅々まで電波が届かずあまり意味がありません。

広い家や2階、3階建ての家の場合は、Wi-Fi中継器を2台以上バランス良く設置して、電波が満遍なく届かせましょう。

 

4.Wi-FiルーターやWi-Fi中継器の置き場所を工夫する

Wi-FiルーターやWi-Fi中継器の置き場所を工夫して、電波が届きやすい環境を構築しましょう。

例えば、Wi-FiルーターとWi-Fi中継器との間に電波を遮るような壁などを最小限にする、電波干渉を起こしやすい家電を近くに置かないなどが挙げられます。

また、Wi-Fiルーターの電波が届く範囲を調べた上で、Wi-Fi中継器を最適な場所に設置することで、効率よく家中に電波を届けることができます。

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5.Wi-Fiルーターを再起動する

通信速度が低下したり、通信が不安定だったりする状態が続く場合は、Wi-Fiルーターを再起動してください。

Wi-Fiルーターを再起動すると、新しいIPアドレスが割り当てられる場合があり、通信環境が改善する可能性があります。

※2024年12月時点の情報です

[監修者情報]ニフティ株式会社 IT小ネタ帳編集室
ニフティ株式会社は1986年に創業し、30年以上にわたりご家庭や企業のみなさまへ光回線などのインターネットサービスを提供しています。(→ニフティが提供するサービスはこちら

 

 

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