
エアコンおすすめ節電方法│つけっぱなし?自動運転は電気代が高い?
2026/07/27夏冬の必需品エアコンですが、やはり気になるのは電気代。使用頻度も高いため、エアコンは冷暖房機器の中でも電気代が高いと言われていますが、実はその節電方法に誤解も多いのも事実です。
この記事では、エアコンのおすすめの節電方法を紹介していきます。
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エアコンの節電方法…多くのウワサがあるけど本当のところは!?
テレワークも増えた自宅で快適に過ごすには、冷暖房機器が欠かせません。エアコンをフル稼動させている人も多いのではないでしょうか。
そうなると怖いのが電気代ですが、経済産業省・資源エネルギー庁の調査データによれば、夏の電力需要ピーク時間帯(北海道を除く14時頃)における電気の使われ方は、2番目に多い冷蔵庫が17%なのに対し、エアコンは58%と圧倒的です。
冬場の方が外気温と設定温度との差が大きく、より大きな電気量を消費するため、一般的には夏場より冬場の方がエアコンの電気代は高くなります。
環境省では、無理のない範囲で省エネルギーを目指すために、室温の目安として夏季28℃、冬季20℃とすることを推奨しています(エアコンの設定温度ではありません)。
また、エアコン設定温度を1℃緩和した場合の消費電力量は、冷房時約13%、暖房時約10%削減されると見込まれています。
出典:環境省
エアコンを中心とした節約・節電方法を行っている人も多いでしょうが、なかには誤解していることも。というのも、実は「節電にならない!?」エアコンの間違った利用法をしてしまっているケースがあるのです。
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誤解1:エアコンの冷暖房中に換気扇を回すと節電になる?
エアコンには基本的に換気機能がないため、汚れた空気の入れ替え(換気)として換気扇を回すことは大切です。
ただし、「換気扇を回すと冷暖房効率が上がって節電になる」というのは誤解です。換気扇を回すと室内の冷えた空気や温まった空気が外へ逃げ、外気が入ってくるため、むしろエアコンの負担は増えてしまいます。
電気代の面だけで言えば換気扇は回さない方が省エネですが、健康面や室内の空気環境を保つためには定期的な換気が必要です。換気をする際はエアコンを止めず、設定温度を保ったまま短時間で行うことで、急激な消費電力の増加を抑えることができます。
誤解2:エアコンの「ドライ(除湿)」は冷房より確実にお得?
冷房は「室内の空気の温度を下げる」のに対し、ドライは「室内の空気の湿度を下げる」ための機能という違いがあります。
ドライ機能には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があり、温度を下げるために少し冷たくした空気を室内に戻す「弱冷房除湿」が一般的です。
一方で「再熱除湿」は、取り込んだ空気を冷やして除湿したあと、下がった空気を温め直して室内に戻す機能です。肌寒くなりにくいメリットがありますが、温め直す工程が入るため電気代が高くなります。
気になる電気代について、一般的な出力2.8kWのエアコン(設定温度24℃、1時間あたりの運転)で比較してみます。
・冷房:11.0円
・再熱除湿:14.9円
※出典:東京電力「エアコンの「冷房」と「除湿」の上手な使い方」
単純な電気代だけを比較すると、「弱冷房除湿 < 冷房 < 再熱除湿」という順にコストが高くなります。
必ずしも「ドライ=冷房より安い」わけではなく、どの除湿機能を使っているかがポイントです。
また、暑さが厳しいときは、除湿量も高い「冷房」で一気に室温を下げ、自動運転で設定温度を保った方が結果的に節電になることもあります。お使いの機種の取扱説明書を確認し、季節や気温によって使い分けるのがおすすめです。
誤解3:エアコンの「送風」機能は意味がない?
最近のエアコンには、使用後に自動で送風を行う機能(内部クリーンなど)があります。エアコン内部を乾かし、カビや結露を防ぐ機能なので、通常はONにしておきましょう。
また、冷房をつける前に「送風」運転で部屋の熱気を逃がしたり、サーキュレーター代わりに空気を循環させたりすることで、冷房効果を高めることができます。
効率よく室内の空気を循環させるには、サーキュレーターの併用も有効です。暖かい空気は上部に溜まる性質があるため、特に冬場は上向きに送風して空気を循環させ、エアコンの風向きは下向きに設定することをおすすめします。
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誤解4:エアコンの「自動運転」は電気代が高くなる?
エアコンは「設定温度に達するまでの急運転」で最も多くの電気を消費します。手動で「弱風」や「微風」に設定すると、部屋が冷える(温まる)までに時間がかかり、かえって無駄な電力を消費してしまうことがあります。
「自動運転」にしておけば、一気に設定温度まで強風で効率よく下げ(上げ)、その後は自動で微風や弱運転に切り替えて室温を維持してくれるため、最も節電・節約につながりやすいと言えます。
誤解5:エアコンの室外機はメンテナンス不要?
室外機は屋外にあるため放置されがちですが、ここにも重要な節電ポイントがあります。室外機の吸気口や吹き出し口がゴミで塞がっていたり、周辺に物を置いたりしていると運転効率が落ち、電気代がかさむ原因になります。
掃除の目安としては、エアコンを使い始める夏や冬に入る前に1度チェックするのが理想です。
・吹き出し口(プロペラ部):掃除機やブラシなどでホコリを除去する
・室外機の裏面(金属板):ホコリが溜まっている場合は掃除機で吸い取る(※金属板は変形しやすく手も切りやすいため、直に擦らず優しく扱う)
・水抜き穴・ドレンホース:詰まりがないかチェックする
また、東京電力の調査によると「冷房能力2.2kWエアコンの室外機を囲って空気の流れを妨げた場合、冷暖房効率が17.7%下がる」という結果もあります。室外機の周辺には物を置かず、夏場は直射日光が当たらないよう日陰を作る(すだれや日よけカバーを活用する)ことも節電に効果的です。
誤解6:エアコンつけっぱなしはNG?
アコンは起動時が最も電気を消費し、設定温度に到達した後の維持運転ではそれほど電力を使いません。そのため、短時間の外出で頻繁にON/OFFを繰り返すと、かえって消費電力が増えてしまいます。
実際の電気代の目安を計算してみましょう。 (※1kWh=31円〔税込・全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価〕で計算)
【消費電力:最小150W〜最大800Wの場合(1時間あたり)】
・最小電力(安定運転時):(150W ÷ 1000)kW × 31円 = 約4.65円
・最大電力(起動時など):(800W ÷ 1000)kW × 31円 = 約24.8円
安定時と起動時では、1時間あたり約20円の差が出ます。
外出時の目安としては、
・30分〜1時間程度の外出:つけっぱなしの方がお得なケースが多い
・数時間以上の外出:切って出かけた方がベター
と覚えておくと良いでしょう。
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エアコンの買い替えが必要な場合は家電専門店に相談を
最新のエアコンは省エネ性能が格段に進化しているため、10年以上前の古い機種から買い替えるだけで大幅な節電になる場合があります。
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※2026年7月更新
※夏場は、節電を意識しすぎて熱中症になってしまわないよう、対策の参考情報としてご活用ください。特に、お年寄りや体調が悪い方は「節電」を意識しすぎるあまり、エアコンを使うのためらったり、我慢をしすぎないようご注意ください。
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