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プロバイダー解約前に知っておきたい違約金やタイミング

2022/09/07

・「インターネットの利用料金を安くしたい」
・「回線速度の速いプロバイダーに乗り換えたい」
・「引っ越しに伴いプロバイダーを見直したい」

このような理由で、プロバイダーの解約を検討されている方も多いでしょう。

プロバイダーの解約は手続き自体は簡単ですが、タイミングによっては違約金が発生するなどのデメリットが生じることもあります。

この記事では、プロバイダー解約の手続き方法や注意点、さらに違約金をなくすことのできるタイミングなどについて詳しく解説します。

プロバイダーの解約を検討されている方に向けて、解約に伴う費用を最小限に抑えるために事前に確認すべき注意点を解説します。

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プロバイダーの解約方法【解約忘れに要注意】

解約に関する情報は各プロバイダーの公式サイトに記載されていることが多く、手順はいたってシンプルです。解約の手続きを忘れて放置していると、インターネットを利用しなくても月額料金が発生し続けるため、必ず所定の手続きを済ませておきましょう。

 

WEB窓口・電話で解約手続きをする

プロバイダーを解約する方法は、公式サイトなどのWEB窓口か電話が一般的です。解約方法は主に以下の4パターンが考えられ、それぞれ特徴が異なります。

 

メリット

デメリット

WEB窓口

指定のフォーマットがあり、分かりやすい

ある程度のPC/スマホの操作スキルが必要

電話

オペレーターに不明点を質問できる

窓口混雑で長時間待つことがある

メール

24時間いつでも申請できる

記入漏れが起きやすい

書類

インターネットが苦手でも大丈夫

郵送の手間がかかる

 

最も手軽なのは、フォーマットに必要事項を入力するだけで解約できるWEB窓口でしょう。手続きを済ませた後は、プロバイダーから解約についての確認メールが送られます。

事前に不明点をクリアにしたい人や、何か特別な事情がある場合には、電話でオペレーターを通して解約すると安心です。電話なら手続きに不備が起こる心配もなく、パソコン操作が苦手な人でも確実に解約手続きを済ませることができます。

 

レンタル機器を返却する

解約手続きを終えたら、プロバイダーからレンタルしていた機器を忘れずに返却しましょう。特にレンタルすることが多いのは、以下のような周辺機器です。

・Wi-Fiルーター
・ONU(終端装置)
・ホームゲートウェイ
・LANケーブル
・電源アダプター

通常、返却先の住所や返却方法は、解約の案内に記載されています。レンタル品に破損や故障がある場合、返却後に所定の損害金が請求されることがあります。

ONU(光回線終端装置)とは|ルーターやモデムとの違いをわかりやすく解説

ホームゲートウェイとは|ルーターやONUとの違いを解説

 

違約金を発生させない!プロバイダー解約のタイミング

プロバイダーの解約にあたり、特に気がかりなのが違約金ではないでしょうか?

違約金は高ければ2〜3万円にもなるため、せっかくお得なプロバイダーに乗り換えても結果的に損をしてしまう可能性も考えられます。

ここでは違約金をゼロにするために考えるべき3つのポイントをご紹介しますので、ご自身の契約内容と照らし合わせ、解約すべきタイミングを確認してください。

 

契約期間

違約金の基本となるのが、各プロバイダーによって定められている最低利用期間です。例えば最低利用期間が2年(24カ月)の場合、実際の契約期間が23カ月以下だと必然的に違約金が発生することになります。(一部 サービスを除く)

最低利用期間はプロバイダーの中でも契約内容や サービスによって異なるケースがあるため、まずはご自身の契約書を参考に最低利用期間を確認してみましょう。

 

契約更新月

最低利用期間を満たしていても、契約更新月以外に解約すると違約金が課されることがあります。

例えば契約更新期間が指定されている場合、どれだけ長くプロバイダーを契約していたとしても、契約更新期間以外の解約には 違約金が課されてしまいます。

契約更新月は、契約書面や公式サイトにて確認することができます。「長く使っているから大丈夫」と安心するのではなく、契約更新月も忘れずに確認してください。

 

解約の締め日

各プロバイダーでは、解約に際して締め日が設けられています。締め日は各月の15日か20日であることが多く、締め日を過ぎると契約が自動更新され、1カ月分の料金が発生することになります。

たとえ契約更新月でも、締め日を過ぎると違約金が課されてしまう可能性があるため、契約更新月の何日までに解約手続きが必要なのかをチェックしておきましょう。

 

プロバイダーを解約するとどうなる?事前にチェックすべき5つの注意点

プロバイダーを解約すると、違約金以外にもさまざまなデメリットが生じる可能性があります。

1.回線契約は別途解約が必要
2.プロバイダーのメールアドレスが使えなくなる
3.解約手数料を請求されることがある
4.工事費用の未払い分が一括請求される
5.撤去工事が必要な場合がある

 

「思ったよりお金がかかってしまった」と後悔しないよう、事前に必要な費用を確認しておきましょう。

 

回線契約は別途解約が必要

回線契約とプロバイダー契約を個別に結んでいる方は、プロバイダーだけでなく回線事業者の解約手続きも必要になります。例えば、フレッツ光を利用している場合、プロバイダーとの契約に加え、NTTとの回線契約も解約する必要があります

一方、光コラボレーションモデル(以下、光コラボ)や、独自回線を使用しているauひかりなどのような回線事業者とプロバイダーが同一の事業者であれば、解約手続きは1社で済ませることができます。

 

プロバイダーのメールアドレスが使えなくなる

プロバイダーを解約すると、プロバイダーから提供されるメールアドレスも使用できなくなります。メールアドレスを登録しているサービスがあれば、事前に別のメールアドレスへ連絡先変更の手続きを済ませておきましょう。

プロバイダーメールを継続利用したい場合は、200〜300円ほどの月額料金を支払い続けることで、メールアドレスを維持できる場合もあります。

有料メールを利用するメリットとは?無料メールとの違いについて解説

 

解約手数料が請求されることがある

先述の通り、最低利用期間に満たない場合や、契約更新月以外の解約では、解約手数料が発生します。タイミングを調整できれば違約金を回避することができますが、急な引っ越しなどどうしてもスケジュールを調整できないこともあるでしょう。

仕事の都合などで引っ越しが多い方は、解約手数料や移転工事費がかからないプロバイダーを選ぶと安心です。

引っ越しのたびに工事費を払いたくない! 転勤族におすすめしたい光回線とは

 

工事費用の未払い分が一括請求される

プロバイダー契約時に光回線の開通工事を行い、工事費を分割払いで支払っている場合は、工事費の未払い金が一括請求されます。

工事費はプロバイダーの月額料金に上乗せして支払っていることが多く、工事費総額から「月々の工事費×利用月数」を差し引いた金額が一括請求額となります。

工事費を最初に全額支払っている場合や、工事自体が不要だった場合には、工事費が請求されることはありません。

 

撤去工事が必要な場合がある

マンションやアパートなどの賃貸物件にお住いの場合は、退去時に設備の撤去工事が必要になることがあります。

撤去工事には専用の資格が必要で、利用者自身で撤去することはできません。また、撤去工事自体は1〜2時間程度で済むのが一般的です。

撤去工事が必要かどうかは、管理会社や大家さんの判断に委ねられるため、引っ越しの際は事前に確認しておきましょう。

 

プロバイダー解約~乗り換えの流れ

現在のプロバイダーを解約して新しいプロバイダーに乗り換える場合、手続きの順番は以下の通りです。

【フレッツ光または独自回線に乗り換える場合】

1.新しいプロバイダーに申し込む
2.契約中のプロバイダーを解約する
3.新しいプロバイダーでインターネットに接続する

 

【フレッツ光→光コラボ(転用)または光コラボ→光コラボ(事業者変更)に乗り換える場合】

1.光コラボを利用中の方は、契約中のプロバイダーから事業者変更承諾番号をもらう。(フレッツ光を利用中の方はNTTから転用承諾番号をもらう。)
2.新しいプロバイダーに申し込む
3.新しいプロバイダーでインターネットに接続する

フレッツ光から光コラボへの「転用」手続き方法と注意点

光コラボの乗り換え手順|事業者変更について詳しく解説

 

先に現在のプロバイダーを解約してしまうと、インターネットが利用できない期間が生まれてしまう可能性があるため、必ずこの順番を守りましょう。

ここからは、プロバイダーの乗り換えをお得にする方法や、注意点を解説します。

 

プロバイダーの特典を活用する

新しいプロバイダーに乗り換える場合は、各プロバイダーで用意されている特典を有効に活用しましょう。

主な内容としては、月額料金の割引やキャッシュバック制度が挙げられ、上手に活用すれば現在のプロバイダーの違約金を十分にカバーすることができます。

@nifty光で受けられる特典については「特典・割り引き」をチェックして下さい。

 

空白期間に注意

新しいプロバイダーの利用開始が遅れたり、先に現在のプロバイダーを解約してしまったりすると、どちらのプロバイダーも利用できない「空白期間」が生まれてしまうことになります。

そのため、まずは新しいプロバイダーの利用開始時期を確認し、その日程にあわせて現在のプロバイダーを解約するのがポイントです。

手続きの関係でどうしても空白期間が生じてしまう場合は、モバイルWi-Fiを短期レンタルする、インターネットカフェを利用するなどの方法で対応しましょう。

 

解約後のプロバイダーの選び方

光回線のプロバイダーは種類が多いため、「どのプロバイダーを選んだら良いか迷ってしまう」という方も多いでしょう。プロバイダーは長期での契約が基本となるため、プロバイダー選びによってその後のインターネットの快適性が左右されると言っても過言ではありません。

快適なプロバイダーを選ぶには、「月額料金」と「回線速度」の2点がポイントとなります。

 

通信料金はお得になるか

プロバイダー選びでまず考えなくてはならないのが、月額料金です。光回線のプロバイダーはおおよそ4,000〜7,000円が相場で、プロバイダーによって独自の割引制度を実施しています。

@nifty光の場合、ニフティポイントクラブを利用すると貯められるポイントで@nifty光の利用料金を最大0円にできる可能性があります。

ニフティポイントクラブで貯めたポイントを@nifty使用権に交換すると、@nifty光など接続サービスの利用料金に充当が可能です。@nifty使用権に交換すると、通常の換金率の1.5倍に増量され翌月以降の@nifty利用請求金額に自動で充当されるので、通信費を0円にすることも可能です。

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

通信費の見直しで固定費を節約!おすすめの節約術

 

回線速度は快適か

回線速度が速いプロバイダーを選べば、それだけ快適にインターネットを利用することができます。逆に回線速度が遅いプロバイダーを選んでしまうと、「動画の再生が遅い」、「ビデオチャットで映像がカクカクする」といった不具合が生じてしまいます。

光回線のプロバイダーは「最大速度1Gbps」であることが多く、最大速度自体はそこまで大きく変わりません。回線速度を比較するうえで特に重要なのは、以下の3点です。

チェックすべきポイント

メリット

IPv6方式に対応しているか

従来のIPv4方式に比べて利用者が少なく、回線が混雑しにくい

Wi-FiルーターがWi-Fi5以上に対応しているか

最大速度6.9Gbpsまで対応しているため、光回線のスピードを最大限に活かすことができる

Wi-Fiルーターが2.4GHz、5GHz両方の周波数帯に対応しているか

壁などの障害物に優れている2.4GHz、スピードに優れている5GHzの両方を使い分けることで、通信の安定性が向上する

 

以上の3つの性能を備えているプロバイダーなら、時間帯や利用環境に左右されにくく、快適にインターネットを利用できる可能性が高いと言えます。

 

おすすめのプロバイダーは、高速&お得な@nifty光

「現在のプロバイダーを解約したいけど、どのプロバイダーにしようか悩んでいる」という方には、高速&お得な@nifty光がおすすめです。

@nifty光は、プロバイダーの回線速度を比較する上で特に重要な3つの項目をすべて満たしています。

・IPv6方式に対応しているか:〇
・Wi-FiルーターがWi-Fi5以上に対応しているか:〇(@nifty Wi-Fiルーターレンタルサービスをご利用の場合)
・Wi-Fiルーターが2.4GHz、5GHz両方の周波数帯に対応しているか:〇(@nifty Wi-Fiルーターレンタルサービスをご利用の場合)

また、上述の通り、ニフティポイントクラブを利用すると貯められるニフティポイントで@nifty光の利用料金を最大0円にできる可能性があるのも、@nifty光ならではの特長です。

 

さらに、@nifty光は引っ越しの移転工事費が無料です。今回引っ越しが原因でプロバイダーの解約を検討されている方は、将来的に引っ越しがあってもプロバイダーを解約する手間がかからず、そのまま引っ越し先でも継続して利用できます。

※NTT東日本/NTT西日本それぞれのエリア内での移転(東西をまたぐ場合は対象外)
@nifty光 WebLikoは移転工事費無料の対象外

高速&お得な@nifty光なら、家計への負担を最小限に抑えながら、毎日快適なインターネットライフを送ることができます。

ぜひこの記事を参考に、適切な順番で解約手続きを行い、お得で快適なプロバイダーへ移行を進めてください。

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※2022年9月時点の情報です
※本文中に記載されている通信速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。
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