
契約しているプロバイダーを確認する方法と回線の乗り換え方法
2021/02/12普段何気なく利用しているインターネットですが、現在契約しているプロバイダーがわからない方も多いのではないでしょうか。引っ越しの時や、光回線を乗り換える際に、プロバイダーの確認が必要になる場合があります。
特に引っ越しの場合は、解約せずに乗り換えてしまうと2重請求になってしまう可能性があるため注意が必要です。そこで今回は契約しているプロバイダーを簡単に確認する方法について、詳しく解説していきます。
またプロバイダーを乗り換えるときの手順についてもご紹介しますので、これから乗り換える方はぜひ参考にしてください。
プロバイダーとは?
プロバイダーとは利用者とインターネットを繋ぐ役割をしている事業者のことを指します。プロバイダーについてわからない方のために、ここでおさらいしておきましょう。
プロバイダーとは接続サービス事業者のこと
光回線を利用するためには「光回線」と「インターネット接続サービス」の2つ契約する必要があります。この利用者とインターネットを繋ぐ役割をしている事業者がプロバイダーのことで、プロバイダーそれぞれで提供サービスや月額料金が異なり、自分にあったプロバイダーを選べるのが特長です。
また近頃、光回線とプロバイダーをセットで契約できる「光コラボ」も登場しているため、より選択の幅が広がっています。プロバイダーについてはこちらの記事でより詳しく解説しているので、確認しておきましょう。
プロバイダーの確認が必要な場合とは?
プロバイダーの確認が必要な場合はいくつかあります。
・引っ越し
・より通信の安定しているプロバイダーに乗り換えたい
・家電購入時等のプロバイダー乗り換えキャンペーン
など人によって必要な場面が異なるでしょう。特に乗り換えを検討する際は、料金だけでなく回線速度などのサービスの品質確認も必要です。引っ越しの際もプロバイダーがわかっていないと解約できず、利用料金を払い続けなければならなくなってしまいます。
プロバイダーの確認方法
ここからはプロバイダーの簡単な確認方法について5つご紹介します。
1.インターネット回線契約時の書類を探す
2.プロバイダーから付与されているメールアドレスから確認する
3.プロバイダーからの請求書を確認する
4.IPアドレスを使って確認する
5.アパート・マンション管理会社や管理人に確認する
1.インターネット回線契約時の書類を探す
まずはインターネットを契約した際の契約書を探してみましょう。契約したプロバイダー名やプラン名、契約日など一番詳しく記載されているので、手元にあると乗り換える際に便利です。
2.プロバイダーから付与されているメールアドレスから確認する
プロバイダーから付与されたメールアドレスを使用している場合、「@」の後ろを確認すればプロバイダーの判別が可能です。例えばプロバイダーが@niftyの場合は、以下のようなメールアドレスになります。
→ xxx12345@nifty.com
基本的に@の後ろ部分であるドメインに、プロバイダー名がついている場合が多いでしょう。
3.プロバイダーからの請求書を確認する
毎月プロバイダーから請求書や領収書が届いていれば、プロバイダー名と利用料金がその1枚で確認できます。また更新月までの期間が記載されている場合もあるので、スムーズに乗り換えるために一度請求書を確認してみるといいでしょう。
口座振替の場合は、通帳やネットバンキングマイページで、プロバイダーから利用料金が引き落とされているのを確認できます。クレジットカード払いの場合も明細が確認できればプロバイダー名が記載されているので、確認してみましょう。
4.IPアドレスを使って確認する(Windows10の場合)
インターネットに接続しているコンピューターなどの機器それぞれに割り当てられた識別番号(IPアドレスとは)をもとに、以下の手順で確認します。
2.「設定(歯車アイコン)」を選択
3.Windowsの設定内、「ネットワークとインターネット」を選択
4.右側の画面メニュー内から「ネットワークのプロパティを表示」を選択
5.「DNSドメイン名」に表示されているプロバイダー名を確認する
5.アパート・マンション管理会社や管理人に確認する
マンションやアパートなどの集合住宅では、プロバイダーは一括して契約していることが多いため、アパートやマンションで一括契約されている場合は、管理会社や大家さん(管理人)に確認してみるとよいでしょう。
より安定したインターネット回線を利用するには?
契約しているプロバイダーが確認できたら、他のプロバイダーとも比較してみましょう。初めてインターネット回線を契約した時とライフスタイルが変わっている場合は、よりお得なサービスが出ている可能性があります。
ここではおすすめのプロバイダーと乗り換え手順について確認しておきましょう。
IPv6に対応している光回線がおすすめ!
現在光回線の乗り換えを検討している方は、「IPv6」に対応しているプロバイダーがおすすめです。IPv6は一度に大容量のデータが通信できる接続方式で、回線の混雑の影響を受けにくいため、安定してインターネットが楽しめます。
IPv6とは|接続確認から申込まで初心者にもわかりやすく解説
今回おすすめしたいプロバイダーは「@nifty光」です。@nifty光であればIPv6接続はもちろん、IPv6対応のWi-Fiルーターが最大25カ月無料レンタル可能なので手軽に高速通信が楽しめるでしょう。また@nifty光は光コラボサービスなので、窓口が1本化され光回線とプロバイダーの契約手続きも簡単に済みます。
フレッツ光からの乗り換え手順
ここではフレッツ光から@nifty光に乗り換える手順について解説していきます。
2.「転用承諾番号」を使って@nifty光へ申し込み
3.フレッツ光から@nifty光へ切替日の調整
4.@nifty光から契約書類が届く
フレッツ光から@nifty光に乗り換える場合、転用承諾番号が必要となります。転用承諾番号取得の際は、「お客さまID番号」や「フレッツ光回線契約者の名義」など契約情報が必要なので準備しておきましょう。
基本的に@nifty光に切替日の調整が完了すれば、工事が不要なケースが多いので立ち会いなどもありません。乗り換え手順は次の記事でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
フレッツ光から光コラボへの「転用」手続き方法と注意点
ADSLからの乗り換え手順
ADSLから@nifty光への乗り換え手順は以下の通りです。
2.工事日調整
3.@nifty光から契約書類が届く
4.開通工事
5.パソコンでインターネット接続設定をすれば開通
ADSLから@nifty光に乗り換える場合は、光回線サービスを新規申込になるため開通工事が必要になります。開通工事は住宅タイプによって異なり、マンションタイプであれば立ち会い不要になる場合もあるので、確認してみてください。
ADSLサービス終了間際|光回線への乗り換えのタイミングは?気になる工事も解説
乗り換え時の注意
光回線を乗り換える際は以下の点にも注意してみましょう。
・現在契約している光回線は、乗り換え後に解約
光回線を乗り換える際は、乗り換え先の光回線が開通してから解約しましょう。
先に現在の光回線を契約してしまうと、インターネットが使えない期間が発生してしまうため不便になってしまいます。解約の手順については次の記事で解説しているので、ぜひ確認してみてください。
ADSLの解約方法|解約手順や解約金、乗り換え先や注意事項を解説
・解約時期によっては違約金が発生する
契約更新月以外に解約してしまうと違約金が発生してしまう可能性があるため、乗り換え前に現在の契約を確認しておく必要があります。一般的に1~2万円の違約金がかかってしまうので、数カ月後に契約更新月が来るのであれば期間を置いて乗り換えるか、乗り換え先の特典を利用して違約金分がまかなえるか確認してみましょう。
・基本的に開通工事が必要
特に現在ADSLを利用している場合は、光回線に乗り換える際に開通工事が必要です。開通工事は屋外工事と屋内工事があり、基本的に立ち会いが必要になります。現在光回線を利用している場合は、立ち会い不要の工事のみで済む可能性もあるので乗り換え時に確認してみましょう。
光回線の工事内容については、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ確認してみてください。
光回線の工事について徹底解説|期間や費用、開通までの通信端末無料貸出サービスも重要
まとめ
今回は現在契約しているプロバイダーの調べ方、乗り換え方法についてご紹介しました。プロバイダーを乗り換える際は、光回線ごと乗り換えてしまえば契約手続きが簡単になります。
おすすめの@nifty光は、キャッシュバックなるお得な特典が多数用意されているだけでなく、IPv6接続に対応しているWi-Fiルーターも最大25カ月無料でレンタルできるので、すぐに快適なインターネットを楽しむことができます。
乗り換え先に悩んでいる方は、ぜひ今のプロバイダーと比較してみてください。
▼フレッツ光回線を利用していない方(新規)はこちらから
▼フレッツ光回線を利用中の方(転用)はこちらから
※2021年2月時点の情報です。