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ルーターとは|役割と初心者向けの選び方を解説

2021/08/31

インターネットを使ううえで必要不可欠なのが「ルーター」です。

ルーターを使えば、同時に複数の端末がインターネットへ接続できるようになります。Wi-Fiに接続してスマホの通信量を節約したい人は、無線LANルーターの導入が欠かせません。

しかし、ルーターとはどんな役割なのかご存知でない方もいるのではないでしょうか?

本記事ではルーターとは何か、どのような役割をする機器なのか解説します。初心者の人に向けてルーターの選び方や用意する方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

ルーターの種類、規格、モデムやONUとの違い

ルーターを簡単に説明すると、パソコンやテレビといった複数のデジタル端末をインターネットに接続する機器です。

ルーターを使うと、1つのインターネット回線に対して複数のデジタル機器を接続できるようになります。ルーターを使えば、同時に複数の機器でインターネットが使えるというわけです。

ルーターにはいくつかの種類があり、モデムやONUとは担う役割が異なります。

 

ルーターの種類は4通り

ルーターには以下4つの種類があり、それぞれ利用シーンが違います。

・無線LANルーター
・有線LANルーター
・モバイルWi-Fiルーター
・ホームルーター

本記事では光回線で利用する無線LANルーターを軸に解説しています。

無線LANルーター

無線LANルーターは光回線を利用する場合に必要です。光回線に無線LANルーターを繋ぐことで、インターネット回線を無線化してWi-Fi接続が可能になります。無線LANルーターはWi-Fiルーターとも呼ばれています。

無線タイプのルーターがあればパソコンやテレビ、BS・CSチューナー、Blu-rayプレイヤー、ゲーム機をインターネットに接続できます。他にスマホやタブレット、ポータブルテレビ、ワイヤレスプリンターといったWi-Fi対応機器のネット接続も可能になります。

無線タイプは光回線で利用できるため、活用するとスマホの通信量を大幅に節約することができます。Wi-Fiルーターの多くはLANポートがあり、有線でのネット接続も可能です。

 

有線LANルーター

光回線で利用するルーターには有線専用機器もありますが、スマホやタブレットが普及した今は無線LANルーターが主流です。

有線タイプでもLANケーブル接続により、複数のパソコンやテレビ、BS・CSチューナー、Blu-rayプレイヤー、ゲーム機などをインターネットに接続できます。無線タイプに比べると販売価格が安く、通信速度の速さと安定性が長けています。

また、電波をタダ乗りされる心配がないので、セキュリティ面のリスクが低く、有線ルーターにハブ(スイッチングハブ)という機器を繋ぐことにより、より多くの機器をインターネットに接続することができるようになります。

 

モバイルWi-Fiルーター・ホームルーター

モバイルWi-Fiルーターは名前の通りモバイル回線をWi-Fiに変換する機器で、WiMAXやポケットWi-Fiがこれに当たります。

ホームルーターはモバイルWi-Fiルーターと仕組みが同じ機器ですが、こちらは自宅専用として展開されているので注意が必要です。

 

基本性能は「規格」で決まる

光回線で利用する無線・有線LANルーターはどの規格に対応しているかで、通信速度が左右されます。どれだけ品質の高い光回線を使っていても、利用している無線LANルーターの規格によっては回線の性能を引き出すことができません。

後ほど「対応規格による通信速度」の項目で解説しますが、どの規格に対応しているかが無線LANルーターを選ぶ重要なポイントです。

 

モデムやONUとは役割が異なる

ルーターはモデムやONUと混同されやすい機器ですが、担う役割はまったく異なります。それぞれの機器が担う役割を確認してみましょう。

モデムはADSL回線で用いられる機器で、アナログ信号とデジタル信号を相互変換してインターネット通信を可能にします。

ONUは光回線で用いられていて、光信号とデジタル信号を相互変換してインターネット通信を可能にする機器です。

ルーターはモデムやONUが変換する信号を用いて、同時に複数の端末でインターネット通信ができる環境を構築します。

それぞれの機器は似たような形をしていますが、役割は大きく異なるわけです。

ONU(光回線終端装置)とは|ルーターやモデムとの違いをわかりやすく解説

ルーターの選び方のポイント

無線・有線LANルーターはさまざまなメーカーが発売していますが、機種ごとに性能が違います。そのため、初心者の人がルーターを選ぶときは以下5つのポイントを押さえておきましょう。

・自宅の広さを踏まえたWi-Fiの発信範囲
・対応規格による通信速度
・同時接続台数
・スマホやパソコンとの繋がりやすさ
・ルーターの機能

自宅の広さを踏まえたWi-Fiの発信範囲

Wi-Fiを利用するのであれば、そのルーターが電波を飛ばせる範囲の確認が必要です。

電波を飛ばせる範囲はWi-Fiルーターのモデルによって違います。自宅の広さにあわせてWi-Fiルーターを選びましょう。電波を飛ばせる範囲はWi-Fiルーターのパッケージや、販売元メーカーの公式サイトに記載されています。

対応規格による通信速度

Wi-Fiでインターネットに接続する場合、対応規格でルーターを選びます。ルーターの通信速度は、どの規格に対応しているかで決まります。

2021年7月の時点で無線LAN規格は6つあります。

規格

最大通信速度

周波数帯

IEEE802.11ax(Wi-Fi6)

 9.6Gbps

 2.4GHz/5GHz

IEEE802.11ac(Wi-Fi5)

 6.9Gbps

 5GHz

IEEE802.11n(Wi-Fi4)

 600Mbps

 2.4GHz/5GHz

IEEE802.11a

 54Mbps

 5GHz

IEEE802.11g

 54Mbps

 2.4GHz

IEEE802.11b

 11Mbps

 2.4GHz

動画配信を楽しむなら、11acや11ax対応のWi-Fiルーターがおすすめです。

有線接続も利用する人は、LANポートの規格も選び方のポイントになります。

規格

最大通信速度

1000BASE-T

 1Gbps

100BASE-T

 100Mbps

10BASE-T

 10Mbps

 

光回線の最大通信速度は1Gbpsなので、無線LANを利用するなら11ac以上の規格で、有線接続を使うならLANポートの規格が1000BASE-Tであるルーターを使いたいところです。

 

同時接続台数

Wi-Fiを利用する場合は、同時に接続できる端末の台数・人数も重要なポイントです。

同時にWi-Fiへ接続できる端末の台数は、ルーターの機種ごとに違います。家でインターネットを利用する人数や接続する端末の台数にあわせて、自分に適したルーターを選びましょう。最大同時接続台数はWi-Fiルーターの製品パッケージや、販売元メーカーの公式サイトで確認できます。

MU-MIMOとは?読み方やメリット、デメリットを解説

 

スマホやパソコンとの繋がりやすさ

家の中でスマホやタブレットを持ち歩くのであれば、繋がりやすさを重視してWi-Fiルーターを選びましょう。おすすめはビームフォーミング機能が備わったWi-Fiルーターです。

ビームフォーミング機能が備わっていれば、部屋中のどこにいてもWi-Fiが繋がりやすくなります。

ビームフォーミングとは?メリット、デメリットと設定方法

 

ルーターの機能

他にも以下の機能が備わっているかも、Wi-Fiルーターを選ぶときにチェックしておきたいところです。

・中継器
・メッシュWi-Fi
・IPv6
・ゲーミングルーター

 

中継器

無線タイプのWi-Fiルーターはケーブル不要なので、離れた場所でもネットができるメリットがあります。しかし、ドアや壁といった障害物や、電子レンジやテレビなど電波を発する家電があると電波が弱くなりかねません。

そこで中継器機能があるルーターも用意しておくと、Wi-Fiの発信エリアを拡大でき便利です。

Wi-Fiルーターの中継器とは|役割やメリット・選び方まで解説

 

メッシュWi-Fi

網目状にWi-Fiを飛ばすメッシュWi-Fi機能が備わったルーターもあります。メッシュWi-Fiを使う場合は親機であるルーターとサテライトルーターが同じ役割を担うので、両方の電波が届く場所ではより安定したネット接続が可能です。

メッシュWi-Fiとは|中継器との違いも解説

IPv6

現在のインターネットでは、「IPv6」という最新の接続方式を利用できます。

IPv6では回線の混雑を避けて速度の低下を解消するIPoE方式で通信ができます。IPv6を利用するには、IPv6に対応したWi-Fiルーターが必要です。通信速度の低下が気になる人は、IPv6対応ルーターをチェックするといいでしょう。

ただし、IPv6を利用するにはIPv6対応の光回線やプロバイダーの契約が必要なので注意してください。

IPv6対応ルーターの選び方

 

ゲーミングルーター

オンラインゲームをプレイする人にはゲーミングルーターがおすすめです。

オンラインゲームをするうえでラグ(遅延)をなくすためには、有線で接続するのが基本です。しかし、無線接続でオンラインゲームをプレイしたい人もいるかと思います。

ゲーミングルーターは無線接続でのスペックが高い機種が多いので、有線接続ができない人は検討してみるといいでしょう。

ゲーミングルーターとは?|従来のWi-Fiルーターとの違いを徹底比較!

 

ルーターの利用方法

ルーターの利用方法は難しくなく、手順を知っておけば初心者の人でもスムーズに設定できます。

ルーターの接続方法の他に、以下4点も把握しておくことをおすすめします。

・ルーターの接続方法
・適したルーターの置き場所
・調子が悪い時は再起動する
・ルーターのセキュリティ対策も必須

 

ルーターの接続方法

無線・有線ルーターを使ってインターネットへ接続する際は、以下の手順で設定を行います。

1.インターネット回線を契約する
2.ルーターを用意する
3.モデムとルーターをLANケーブルで接続する
4.ルーターにアクセスしてプロバイダーの情報を設定する

以上の設定が完了すれば、機器をルーターへ接続するとインターネットの利用が可能になります。有線ではLANケーブルで、無線ではWi-Fi設定で接続してください。

④で入力するプロバイダーの情報は、回線契約時に送付される書類に記載されています。

適したルーターの置き場所

Wi-Fi接続を利用する場合、ルーターの置き場所は重要なポイントです。

ルーターを設置するときは配線が気になるので、部屋の隅や棚の中に隠してしまいがちです。しかし、Wi-Fiの電波は障害物に弱いので、部屋の隅や棚の中に置くと接続状態が安定しません。

快適にWi-Fi通信を行うために、適切な場所にルーターを置くようにしましょう。できるだけ家具などに隠れず、棚の最上段といった高い場所に設置するのが理想的です。電波の干渉を防ぐために、電子レンジやテレビの近くも避けましょう。

Wi-Fiルーターの置き場所はどこが良い?最適な設置場所を解説

 

調子が悪い時は再起動

ルーターを利用していると、いつかはインターネットの通信速度が遅く感じるときが来ます。通信速度が遅い、接続が途切れるといった症状が続きルーターの調子が悪いと感じたら、まず再起動を試してみましょう。

ルーターなどの機器は1度起動すると電源が入りっぱなしになるので、熱がこもり不具合を起こすことがあります。

またルーターにはアクセスログが蓄積され、この量が膨大になると不具合の原因になります。ルーターを再起動するとアクセスログが消去されるので、通信速度や接続状態が改善する可能性は高いです。

Wi-Fiルーターの調子が悪い…そんな時の再起動で得られる効果とは? リセットとは何が違う?

 

再起動をしても通信状態が改善できない場合は、以下の記事をチェックしてみてください。

自宅のWi-Fiが不安定ですぐ切れる3つの原因と対処法

Wi-Fiが急に繋がらなくなった原因と7つの解決方法

 

ルーターのセキュリティ対策も必須

インターネットを利用するうえでパソコンやスマホのセキュリティ対策は重要視しますが、ルーター側のセキュリティ対策はおろそかになりがちです。

家庭用ルーターは悪意ある第三者から侵入される恐れがあります。第三者からの侵入を許すと、インターネット通信で取り扱う個人情報や機密情報が盗まれる恐れがあるので対策が必要です。

テレワークで欠かせない家庭用Wi-Fiルーターのセキュリティ対策

 

高性能ルーターをレンタルできる光回線がある

ルーターを用意する方法は以下の2通りあります。

・家電量販店やネットで購入
・契約回線やプロバイダーからレンタル

プロバイダーによっては高性能なルーターをレンタルで提供しているところもあります。

高性能ルーターをレンタルできるプロバイダーの1つが「@nifty光」です。@nifty光は回線の混雑に影響されにくいIPv6接続対応プロバイダーで、IPv6対応のWi-Fiルーターを最大25カ月無料でレンタルできるため、初心者や通信速度を改善したい人におすすめです。

@nifty光がレンタル提供するWi-Fiルーターはビームフォーミング機能が利用できるので、Wi-Fi接続の安定性も申し分ありません。

ぜひこの機会に@nifty光を検討されてみてはいかがでしょうか。

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